“小閑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうかん60.0%
ひま20.0%
ショウカン20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小閑しょうかんを楽しむというのは、まだ閑のある人のことである。戦国に生れ、ことし三十二、しかもなお逆境の小君主、家康に閑日などはない。
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いそがしい父の小閑ひまを見てはひざをすりあわせるようにして座りこんでいた。いつも鉱山やまのことになると訥弁とつべん能弁のうべんになる——というより、対手あいてがどんなに困ろうが話をひっこませないのだ。
旧聞日本橋:08 木魚の顔 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
小閑ショウカン、岐阜ニ得ルモ忽チ
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)