“荘官”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょうや50.0%
しょうかん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
されば暫く心を静め給ひて、わがいふ事を聞き給へ。そもその獲物と申すは、この山のふもとの里なる、荘官しょうやが家の飼犬にて、僕かれには浅からぬ意恨うらみあり。
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
大王、彼処かしこに見ゆる森の陰に、今煙の立昇たちのぼる処は、即ち荘官しょうややしきにて候が、大王自ら踏み込み給ふては
こがね丸 (新字旧仮名) / 巌谷小波(著)
痩せた坊主は終夜休まず走って朝方荘官しょうかん方へ著き、怪しからぬ屠家へ宿った、同伴は続いて来ぬから殺されたは必定ひつじょうと訴え出たので、荘主フォルス卿、急ぎ人を馳せて検察せしむると右の始末と