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荘官
ふりがな文庫
“荘官”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しょうや
50.0%
しょうかん
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しょうや
(逆引き)
されば暫く心を静め給ひて、わがいふ事を聞き給へ。そもその獲物と申すは、この山の
麓
(
ふもと
)
の里なる、
荘官
(
しょうや
)
が家の飼犬にて、僕
他
(
かれ
)
には浅からぬ
意恨
(
うらみ
)
あり。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
大王、
彼処
(
かしこ
)
に見ゆる森の陰に、今煙の
立昇
(
たちのぼ
)
る処は、即ち
荘官
(
しょうや
)
が
邸
(
やしき
)
にて候が、大王自ら踏み込み給ふては
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
荘官(しょうや)の例文をもっと
(1作品)
見る
しょうかん
(逆引き)
痩せた坊主は終夜休まず走って朝方
荘官
(
しょうかん
)
方へ著き、怪しからぬ屠家へ宿った、同伴は続いて来ぬから殺されたは
必定
(
ひつじょう
)
と訴え出たので、荘主フォルス卿、急ぎ人を馳せて検察せしむると右の始末と
十二支考:10 猪に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
荘官(しょうかん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“荘官”の解説
荘官(しょうかん)は、日本の荘園制において、荘園領主(本所)から現地管理を委ねられた者の総称である。荘園を開発した開発領主(かいはつりょうしゅ)が寄進先の荘園領主から荘官として荘園管理者の地位を保全されることもあれば、寄進を受けた荘園領主が自らの荘園支配を強めるために家臣を荘官に任命して現地へ派遣することもあった。
(出典:Wikipedia)
荘
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
官
常用漢字
小4
部首:⼧
8画
“荘”で始まる語句
荘厳
荘
荘子
荘園
荘重
荘田
荘司
荘内
荘院
荘家
“荘官”のふりがなが多い著者
巌谷小波
南方熊楠