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正観
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しょうかん
ふりがな文庫
“
正観
(
しょうかん
)” の例文
和尚
(
おしょう
)
さんは、ころもをぬいで、ろばたで、おぜんにすわって、ざぶざぶと、お茶づけをながしこみはじめました。
正観
(
しょうかん
)
は、おみやげのだんごを、ひろげました。
のら犬
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
それにもかかわらず、忍べないのは
正観
(
しょうかん
)
の智力が足りないからでございましょう、正しく物をみることの余裕を奪われたその瞬間から、憤怒の炎が吹き出して参るものでございます。
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「犬みたいだったがな。そのしょうこに、
正観
(
しょうかん
)
はそばへよっても、ちっとも、こわくはなかったがなあ。」
のら犬
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
「すまないが、わしに、ちょうちんをかしておくれんか。あした、
正観
(
しょうかん
)
にもってこさせるでな。」
のら犬
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
正
常用漢字
小1
部首:⽌
5画
観
常用漢字
小4
部首:⾒
18画
“正観”で始まる語句
正観世音