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轣轆
ふりがな文庫
“轣轆”の読み方と例文
読み方
割合
れきろく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れきろく
(逆引き)
音といふものは、それが遠くなり
杳
(
はる
)
かになると共に、カスタネツトの音も車の
轣轆
(
れきろく
)
も、人の話聲も、なにもかもが音色を同じくしてゆく。
闇への書
(旧字旧仮名)
/
梶井基次郎
(著)
此時
忽
(
たちま
)
ち
轣轆
(
れきろく
)
たる車声、
万籟
(
ばんらい
)
死せる深夜の
寂寞
(
せきばく
)
を驚かして、山木の門前に
停
(
とど
)
まれり、剛一は足をとどめてキツとなれり
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
しかし十九世紀のシヨウペンハウエルは
馭者
(
ぎよしや
)
の
鞭
(
むち
)
の音を気にしてゐる。更に又大昔のホメエロスなどは
轣轆
(
れきろく
)
たる戦車の音か何かを気にしてゐたのに違ひない。
解嘲
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
轣轆(れきろく)の例文をもっと
(14作品)
見る
轣
部首:⾞
23画
轆
漢検1級
部首:⾞
18画
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