“れきろく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
轣轆82.4%
暦録5.9%
軋轆5.9%
轢轆5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此時たちま轣轆れきろくたる車声、万籟ばんらい死せる深夜の寂寞せきばくを驚かして、山木の門前にとどまれり、剛一は足をとどめてキツとなれり
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
おそらくは『釈日本紀しゃくにほんぎ』に引用する暦録れきろくの、佐祈毘(叫び)が佐伯となまったという言い伝えとともに、一箇の古い説明伝説と見るべきものでありましょう。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
軋轆れきろくおとうまるれば
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
外で皆がふざけたり笑ったりしながら、馬車に乗り込むのや、馬車が次々に国道を軋ませながら動き出して、轢轆れきろくと走り去るのが聞こえた。