“轣音”の読み方と例文
読み方割合
れきおん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自ら太政相国だいじょうしょうこくと称し、宮門の出入には、金花の車蓋しゃがいに万珠のれんを垂れこめ、轣音れきおん揺々ようようと、行装の綺羅きらと勢威を内外に誇り示した。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
車駕の轣音れきおんや馬蹄のひびきが街に聞える、ちまたのうわさは嘘とも思えない。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)