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しつさう
ふりがな文庫
“しつさう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
漆瘡
50.0%
疾走
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
漆瘡
(逆引き)
そこへまた油薬のやうなものを塗つて呉れた。ひどく苦んだ
漆瘡
(
しつさう
)
の男根図はかくのごとくにしてつひに直つた。
瘡
(
かさ
)
は極く『平凡』に
癒
(
い
)
えた。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
そして僕の
漆瘡
(
しつさう
)
物語の結末が消えるやうにして無くなつてしまつたときに、この
諺
(
ことわざ
)
、警句をおもひ起したのであつた。おもひ起して味つてみるとどうも言方に旨いところがあつた。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
然るに僕が
漆瘡
(
しつさう
)
であれほど苦しんだ時に、父は極めて平凡にそれを直して呉れた。僕はその時、父には何か知らんやはり特殊の『能力』があるのではあるまいかと思つたのである。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
しつさう(漆瘡)の例文をもっと
(1作品)
見る
疾走
(逆引き)
更
(
さら
)
に
新式魚形水雷
(
しんしきぎよけいすいらい
)
の
實力
(
じつりよく
)
如何
(
いか
)
にと、
艇
(
てい
)
は
海底
(
かいてい
)
を
龍
(
りよう
)
の
如
(
ごと
)
く
疾走
(
しつさう
)
しつゝ
洋上
(
やうじやう
)
の
巨巖
(
きよがん
)
目掛
(
めが
)
けて
射出
(
ゐいだ
)
す
一發
(
いつぱつ
)
二發
(
にはつ
)
、
巨巖
(
きよがん
)
碎
(
くだ
)
け
飛
(
と
)
んで、
破片
(
はへん
)
波
(
なみ
)
に
跳
(
をど
)
つた。
忽
(
たちま
)
ち
電光艇
(
でんくわうてい
)
の
甲板
(
かんぱん
)
には
歡呼
(
くわんこ
)
の
聲
(
こゑ
)
が
起
(
おこ
)
つた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
例
(
れい
)
の
屏風岩
(
べうぶいは
)
の
上
(
うへ
)
から
直
(
たゞ
)
ちに
運轉
(
うんてん
)
を
試
(
こゝろ
)
みて
見
(
み
)
ると
最良
(
さいりよう
)
の
結果
(
けつくわ
)
で、
號鈴
(
がうれい
)
リン/\と
鳴
(
な
)
りひゞき、
不思議
(
ふしぎ
)
なる
機關
(
きくわん
)
の
活溌
(
くわつぱつ
)
なる
運轉
(
うんてん
)
に
從
(
したが
)
つて十二
個
(
こ
)
の
外車輪
(
ぐわいしやりん
)
が、
岩
(
いは
)
を
噛
(
か
)
み、
泥
(
どろ
)
を
蹴
(
け
)
つて
疾走
(
しつさう
)
する
有樣
(
ありさま
)
は
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
艇長
(
ていちやう
)
百三十
呎
(
フヒート
)
、
全面
(
ぜんめん
)
雪白
(
せつはく
)
の
電光艇
(
でんくわうてい
)
が、
靜
(
しづ
)
かに
波上
(
はじやう
)
に
泛
(
うか
)
んだ
時
(
とき
)
の
勇
(
いさ
)
ましさ、
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
は
軍刀
(
ぐんたう
)
をかざして
觀外塔上
(
くわんぐわいたふじやう
)
に
立
(
た
)
ち、
一聲
(
いつせい
)
叫
(
さけ
)
ぶ
號令
(
がうれい
)
の
下
(
した
)
に、
艇
(
てい
)
は
流星
(
りうせい
)
の
如
(
ごと
)
く
疾走
(
しつさう
)
した、
第二
(
だいに
)
の
號令
(
がうれい
)
と
共
(
とも
)
に
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
しつさう(疾走)の例文をもっと
(1作品)
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