“さんしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
山椒61.3%
三升9.7%
讃頌6.5%
三松3.2%
三誦3.2%
参照3.2%
山嶂3.2%
惨傷3.2%
讃称3.2%
酸漿3.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どこからとも知れず、宙にうなって飛来したのは、いわずもがな、人猿山椒さんしょうの豆太郎投ずるところの本朝の、手裏剣の小柄!
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
まったく不解な男だ。古沼からひきずり出した山椒さんしょうの魚の化け物みたいな人間だ。神経の反射とか、感覚とかいうものがまるでない。
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
団洲とよび、三升さんしょうとよび、堀越ほりこしと呼び、友達づきあいの交わりを求め許した。
朱絃舎浜子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
○九月、河原崎権之助は市川三升さんしょうと改名。
明治演劇年表 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
和国の教主聖徳王の和讃がどこからともなく流れて来ては去る。その讃頌さんしょうの声がいつしかしずまる。もはや聞えなくなったかと思うと共に、今まで仰ぎ見ていた御影もまたえて行った。
墻内よりかすかに讃頌さんしょうの声起る。
上海游記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
茝庭さいてい、名は元堅げんけんあざな亦柔えきじゅう、一に三松さんしょうと号す。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
文章も三誦さんしょうすべく、高き声にて、面白いぞ——は、遠野の声を東都に聞いて、転寝うたたねの夢を驚かさる。
遠野の奇聞 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
結局けっきょく洪積は地形図の百四十メートルの線以下いかという大体の見当も附けてあとは先生が云ったように木のそだ工合ぐあいや何かを参照さんしょうしてめた。
或る農学生の日誌 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
そのかみ、いかなる王侯が居を構えていたものか、規模広大な山城であるが、山嶂さんしょう塁壁るいへき望楼ぼうろうはすべて風化し、わずかに麓門ろくもんや一道の石階せっかいなどが、修理されてあるかに見える。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
予在外中しばしば屠場近く住み、多くの牛が一列に歩んで殺されに往くとて交互哀鳴するを窓下に見聞して、うた惨傷さんしょうえなんだ。
その碩徳せきとく偉業いぎょう、宇宙に炳琅へいろうとして内外幾多の新聞みな口をきわめて讃称さんしょうし、天下の人の熟知じゅくちするところ、予が喋々ちょうちょうを要せず。
かたばみは支那でも酸漿さんしょうという位で、少し酸味があるので子供はよくこれをんで楽しみにしていた。