“三誦”の読み方と例文
読み方割合
さんしょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この声のみの変化へんげは、大入道よりなおすごく、即ち形なくしてかえって形あるがごとき心地せらる。文章も三誦さんしょうすべく、高き声にて、面白いぞ——は、遠野の声を東都に聞いて、転寝うたたねの夢を驚かさる。
遠野の奇聞 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)