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塁壁
ふりがな文庫
“塁壁”の読み方と例文
読み方
割合
るいへき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
るいへき
(逆引き)
挑
(
いど
)
めども応ぜず、ただ
塁壁
(
るいへき
)
を堅くして、少しも出て来ない仲達は、あたかも
羞恥
(
しゅうち
)
を深く
蔵
(
かく
)
して、ひたすら外気を恐れ
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一方その形もあるいは
塁壁
(
るいへき
)
のように堅固な、または
木柵
(
もくさく
)
のような
脆
(
もろ
)
さを思わせるなど種種様様の味と感じを与える。
独り碁
(新字新仮名)
/
中勘助
(著)
海岸から折れて一丁も行かない中に、目指す石の
塁壁
(
るいへき
)
にぶつかる。
鬱蒼
(
うっそう
)
たる熱帯樹に
蔽
(
おお
)
われ
苔
(
こけ
)
に埋もれてはいるが、素晴らしく大きな玄武岩の構築物だ。
環礁:――ミクロネシヤ巡島記抄――
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
塁壁(るいへき)の例文をもっと
(5作品)
見る
“塁壁”の意味
《名詞》
砦の壁。
(出典:Wiktionary)
塁
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
壁
常用漢字
中学
部首:⼟
16画
“塁”で始まる語句
塁
塁壕
塁濠
塁砦
塁寨
塁柵
“塁壁”のふりがなが多い著者
中勘助
中島敦
吉川英治
正岡子規