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元堅
ふりがな文庫
“元堅”の読み方と例文
読み方
割合
げんけん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げんけん
(逆引き)
茝庭
(
さいてい
)
、名は
元堅
(
げんけん
)
、
字
(
あざな
)
は
亦柔
(
えきじゅう
)
、一に
三松
(
さんしょう
)
と号す。通称は
安叔
(
あんしゅく
)
、
後
(
のち
)
楽真院また楽春院という。寛政七年に
桂山
(
けいざん
)
の次男に生れた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
本家では
桂山
(
けいざん
)
、名は元
簡
(
かん
)
、字は
廉夫
(
れんふ
)
が、抽斎の生れた文化二年には五十一歳、その子
柳沜
(
りゅうはん
)
、名は
胤
(
いん
)
、字は
奕禧
(
えきき
)
が十七歳、末家では
茝庭
(
さいてい
)
、名は
元堅
(
げんけん
)
、字は
亦柔
(
えきじゅう
)
が十一歳になっていた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
安長は
桂山元簡
(
けいざんげんかん
)
、楽真院は茝庭
元堅
(
げんけん
)
、安琢は
雲従元琰
(
うんじゆうげんえん
)
である。「養子来り、忝しと挨拶あり」と云ふより推すに、榛軒が田中淳昌の遺子を迎へて女婿とした時、茝庭は其間に周旋したと見える。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
元堅(げんけん)の例文をもっと
(2作品)
見る
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
堅
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
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元
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