“けいくわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
經過45.5%
経過18.2%
螢火18.2%
京華9.1%
恵和9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれさむさがほねてつするのことを明瞭めいれうあたまうかべて判斷はんだんするのには氣候きこう變化へんくわあまりに急激きふげきであつた。かれあひだ人事不省じんじふせい幾時間いくじかん經過けいくわした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
教会けうくわい草木さうもくまた動物どうぶつの如き自然物しぜんぶつにあらず、草木は時期じきさだめてはなむすび、小児せうに時期じき経過けいくわすれば成人せいじんして智力ちりよく啓発けいはつに至るべし、しかれども教会けうくわい人為的じんゐてきなり、復興ふくこうせんとほつせば明日めうにち
問答二三 (新字旧仮名) / 内村鑑三(著)
数日処をうつさず、一日暴風ばううに水まして光りし物所をうしなふ、のち四五町川下に光りある物螢火けいくわの如し。
いま崖州に到る 事なげく可し、夢中むちゅう常に京華けいくわに在るが如し。
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
けれども最澄の道邃どうずい順暁じゅんぎょう行満ぎょうまんなどに於ける関係、経典疏注すべて二百三十部四百六十巻其他を将来したこと。比叡山天台宗開祖となったこと。空海の恵和けいくわ牟尼室利むにしつり曇貞どんじょうなどに於ける関係。
ドナウ源流行 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)