“自然物”の読み方と例文
読み方割合
しぜんぶつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だい四の精靈せいれうは、本體ほんたい自然物しぜんぶつである。この精靈せいれうもつと神聖しんせいなるものは、だい一の神佛しんぶつる。たとへば日本國土にほんこくどたましひ大國魂命おほくにたまのみこととなつてかみになつてゐるごときである。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
はなもむら/\いろく』などいふところにのついたのは、やはり時代じだいがずっとあたらしくなり、ひとこゝろ自然物しぜんぶつたいして、敏感びんかんうごくようになつてたからです。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
教会けうくわい草木さうもくまた動物どうぶつの如き自然物しぜんぶつにあらず、草木は時期じきさだめてはなむすび、小児せうに時期じき経過けいくわすれば成人せいじんして智力ちりよく啓発けいはつに至るべし、しかれども教会けうくわい人為的じんゐてきなり、復興ふくこうせんとほつせば明日めうにち
問答二三 (新字旧仮名) / 内村鑑三(著)