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きツ
ふりがな文庫
“きツ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
屹
50.0%
機
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
屹
(逆引き)
妄念
(
まうねん
)
は
起
(
おこ
)
さずに
早
(
はや
)
う
此処
(
こゝ
)
を
退
(
の
)
かつしやい、
助
(
たす
)
けられたが
不思議
(
ふしぎ
)
な
位
(
くらゐ
)
、
嬢様
(
ぢやうさま
)
別
(
べツ
)
してのお
情
(
なさけ
)
ぢやわ、
生命冥加
(
いのちみやうが
)
な、お
若
(
わか
)
いの、
屹
(
きツ
)
と
修行
(
しゆぎやう
)
をさつしやりませ。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
鉄砲疵
(
てツぱうきづ
)
のございます
猿
(
さる
)
だの、
貴僧
(
あなた
)
、
足
(
あし
)
を
折
(
を
)
つた
五位鷺
(
ごゐさぎ
)
、
種々
(
いろ/\
)
な
者
(
もの
)
が
浴
(
ゆあ
)
みに
参
(
まゐ
)
りますから
其
(
そ
)
の
足痕
(
あしあと
)
で
崖
(
がけ
)
の
路
(
みち
)
が
出来
(
でき
)
ます
位
(
くらゐ
)
、
屹
(
きツ
)
と
其
(
それ
)
が
利
(
き
)
いたのでございませう。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
可
(
よ
)
うござんすかい、
私
(
わたし
)
は
無理
(
むり
)
にお
尋
(
たづ
)
ね
申
(
まを
)
します、あなたは
何
(
ど
)
うしてもお
話
(
はな
)
しなさいませぬ、
其
(
それ
)
を
是非
(
ぜひ
)
にと
申
(
まを
)
しましても
断
(
た
)
つて
有仰
(
おツしや
)
らないやうに
屹
(
きツ
)
と
念
(
ねん
)
を
入
(
い
)
れて
置
(
お
)
きますよ。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
きツ(屹)の例文をもっと
(1作品)
見る
機
(逆引き)
親仁
(
おやぢ
)
は
差心得
(
さしこゝろえ
)
たものと
見
(
み
)
える、
此
(
こ
)
の
機
(
きツ
)
かけに
手綱
(
たづな
)
を
引
(
ひ
)
いたから、
馬
(
うま
)
はすた/\と
健脚
(
けんきやく
)
を
山路
(
やまぢ
)
に
上
(
あ
)
げた、しやん、しやんしやん、しやんしやん、しやんしやん、——
見
(
み
)
る
間
(
ま
)
に
眼界
(
がんかい
)
を
遠
(
とほ
)
ざかる。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
きツ(機)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
きっ
きつ
こつ
おり
からくり
きっかけ
きつかけ
しお
しかけ
しほ