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『汽笛』
ふりがな文庫
『
汽笛
(
きてき
)
』
改札孫の柴田貞吉は一昼夜の勤務から解かれて交代の者に鋏を渡した。朝の八時だった。彼は線路伝いに信号所の横を自宅へ急いだ。 「おーい!馬鹿に急いで帰るなあ」 信号所の中から声をかけたのは彼と同じ囲いの官舎にいる西村だった。彼は振り返って微笑ん …
著者
佐左木俊郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
提燈
(
カンテラ
)
覗
(
み
)
伝
(
づた
)
暈
(
ぼや
)
端
(
はず
)
解
(
ほど
)
麗
(
うら
)
凄
(
すさ
)
屈
(
こご
)
霞
(
かす
)
周章
(
あわて
)
喜悦
(
きえつ
)
瞬
(
まばた
)
拭
(
ぬぐ
)
堤
(
つつみ
)
吉川
(
よしかわ
)
青波
(
あおなみ
)
髯面
(
かお
)
蘇
(
よみがえ
)
生命
(
いのち
)
藁屑
(
わらくず
)
蒼白
(
あおじろ
)
舌敲
(
したう
)
肥
(
ふと
)
絃
(
いと
)
紐
(
ひも
)
渦
(
うず
)
秋子
(
あきこ
)
睜
(
みは
)
西村
(
にしむら
)
覗
(
のぞ
)
傍
(
そば
)
観
(
み
)
赭土
(
あかつち
)
転
(
ころ
)
轟然
(
ごうぜん
)
辿
(
たど
)
逢
(
あ
)
鋏
(
はさみ
)
錆
(
さび
)
闘球
(
とうきゅう
)
震
(
ふる
)
微笑
(
ほほえ
)
叢
(
くさむら
)
吼
(
ほ
)
呟
(
つぶや
)
和睦
(
わぼく
)
咳
(
せき
)
唸
(
うな
)
噛
(
か
)
囂々
(
ごうごう
)
堤草
(
どてくさ
)
家
(
うち
)
就
(
つ
)
屏風
(
びょうぶ
)
床
(
とこ
)
微
(
かす
)
煉瓦
(
れんが
)
悠長
(
ゆうちょう
)
悦
(
よろこ
)
拭
(
ふ
)
掠
(
かす
)
掻
(
か
)
揃
(
そろ
)
撒
(
ま
)
敲
(
たた
)
映
(
うつ
)
一言
(
ひとこと
)
歳
(
とし
)
判
(
わか
)
湧
(
わ
)
潤
(
うる
)