“西村”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にしむら85.7%
大坂役人14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
信号所の中から声をかけたのは彼と同じ囲いの官舎にいる西村にしむらだった。彼は振り返って微笑ほほえんだ。突然で言葉が出なかったのだ。
汽笛 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
それは、「青蘭」の支配人バー・テンで、西村にしむらと名乗る青年だった。ガリガリベルを鳴らして、せわしげに電話を掛けてよこした。
銀座幽霊 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
然レバ彼西村大坂役人源吉方へ頼置候フラフ旗カ御受取被成、御引替(なさるべく)候。此儀ハ別紙松井周助兄まで送り申候間、御そふだん可下候。