“西村重長”の読み方と例文
読み方割合
にしむらしげなが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
合せて共に奥村派の諸先輩に負ふ処あり(鈴木春信は北尾重政きたおしげまさと同じく西村重長にしむらしげながの門人なりと称せらる。西村重長は奥村派より出でたる画工なり)
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
遠くは菱川師宣ひしかわもろのぶの『狂歌旅枕たびまくら』、近くは宝暦ほうれき初年西村重長にしむらしげながの『江戸土産えどみやげ』及び明和めいわに入りて鈴木春信が『続江戸土産』の梓行しこうあるに過ぎざりしが
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
その板画出板の年次に至つてはたとへば宝暦ほうれきより寛政かんせいに至る浮世絵全盛期中、西村重長にしむらしげなが寛保かんぽう三年(一七四三年)における、鈴木春信すずきはるのぶの明和二年(一七六五年)における
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)