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西村
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にしむら
ふりがな文庫
“
西村
(
にしむら
)” の例文
信号所の中から声をかけたのは彼と同じ囲いの官舎にいる
西村
(
にしむら
)
だった。彼は振り返って
微笑
(
ほほえ
)
んだ。突然で言葉が出なかったのだ。
汽笛
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
それは、「青蘭」の
支配人
(
バー・テン
)
で、
西村
(
にしむら
)
と名乗る青年だった。ガリガリベルを鳴らして、せわしげに電話を掛けてよこした。
銀座幽霊
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
ドアが
開
(
あ
)
いて、
庶務
(
しょむ
)
の
北川
(
きたがわ
)
が入って来た。株式会社
西村
(
にしむら
)
電気商会主の西村
陽吉
(
ようきち
)
は、灰皿の上に葉巻を置いて、クルリと廻転
椅子
(
いす
)
を
廻
(
まわ
)
し
笑顔
(
わらいがお
)
を向けた。
五階の窓:01 合作の一(発端)
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
遊
(
あそ
)
んでいる
生徒
(
せいと
)
たちの
中
(
なか
)
には、
西村
(
にしむら
)
さんもいれば、すみ
子
(
こ
)
さんも、とき
子
(
こ
)
さんも、
仲
(
なか
)
のいいお
友
(
とも
)
だちがいるばかりでなく、
自分
(
じぶん
)
もまた、いるような
気
(
き
)
がしました。
汽車は走る
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
朝十時の奏楽のときに
西村
(
にしむら
)
氏がそばへ来て楽隊のスケッチをしていた。ボーイがリモナーデを持って来たのを寝台の
肱掛
(
ひじか
)
けの穴へはめようとしたら、穴が大きすぎたのでコップがすべり落ちて割れた。
旅日記から
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
▼ もっと見る
「
西村
(
にしむら
)
さんは、やさしいから、きっといい
保姆
(
ほぼ
)
さんになれると
思
(
おも
)
いますわ。」
汽車は走る
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それから三日目の夜、松波博士の新しい家の中で、ふしぎなできごとがおこったのですが、それを見たのは、博士邸のとなりに住んでいる
西村
(
にしむら
)
さんという、会社の重役の子どもの
正一
(
しょういち
)
君でした。
おれは二十面相だ
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「まあ、
西村
(
にしむら
)
さんがどうしてそんなお
考
(
かんが
)
えをなさったの。」
汽車は走る
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
西
常用漢字
小2
部首:⾑
6画
村
常用漢字
小1
部首:⽊
7画
“西村”で始まる語句
西村重長
西村伊作
西村渚山
西村門弥
西村仁三郎
西村利三郎
西村勘九郎
西村渚山人
西村源六郎