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『きりぎりす』
ふりがな文庫
『
きりぎりす
(
)
』
おわかれ致します。あなたは、嘘ばかりついていました。私にも、いけない所が、あるのかも知れません。けれども、私は、私のどこが、いけないのか、わからないの。私も、もう二十四です。このとしになっては、どこがいけないと言われても、私には、もう直す事 …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新潮」1940(昭和15)年11月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約26分(500文字/分)
朗読目安時間
約43分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
明
(
めい
)
懐
(
なつか
)
如何
(
いかが
)
或
(
あ
)
大家
(
たいか
)
箇
(
か
)
労
(
いたわ
)
湧
(
わ
)
漕
(
こ
)
煙草
(
たばこ
)
真似
(
まね
)
殊更
(
ことさら
)
眺
(
なが
)
矢鱈
(
やたら
)
祝言
(
しゅうげん
)
筈
(
はず
)
淋
(
さび
)
精
(
くわ
)
淀橋
(
よどばし
)
書棚
(
しょだな
)
迄
(
まで
)
鹿爪
(
しかつめ
)
鬚
(
ひげ
)
馥郁
(
ふくいく
)
額
(
ひたい
)
頃
(
ころ
)
隅
(
すみ
)
鍵
(
かぎ
)
追従
(
ついしょう
)
紙幣
(
さつ
)
躓
(
つまず
)
蹴
(
け
)
詫
(
わ
)
袖口
(
そでぐち
)
蓮葉
(
はすは
)
葛西
(
かさい
)
致
(
いた
)
経
(
た
)
噂
(
うわさ
)
中味
(
なかみ
)
但馬
(
たじま
)
佳
(
よ
)
判
(
わか
)
勿体
(
もったい
)
勿論
(
もちろん
)
匂
(
にお
)
厭
(
いや
)
口
(
くち
)
可笑
(
おか
)
叱
(
しか
)
呆
(
あき
)
喋
(
しゃべ
)
嘘
(
うそ
)
嘲笑
(
ちょうしょう
)
武家
(
ぶけ
)
坐
(
すわ
)
奴
(
やつ
)
嬉
(
うれ
)
居
(
お
)
幽
(
かす
)
怺
(
こら
)
惨
(
みじ
)
成金
(
なりきん
)
所詮
(
しょせん
)
挨拶
(
あいさつ
)
掻
(
か
)
方
(
かた
)
三鷹
(
みたか
)
月日
(
つきひ
)
機嫌
(
きげん
)