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近世
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きんせい
ふりがな文庫
“
近世
(
きんせい
)” の例文
古昔
(
いにしへ
)
の預言者は
近世
(
ちかごろ
)
に望むべからず、
近世
(
きんせい
)
の預言者は文字の人なりと言へる、己れ
自
(
みづか
)
ら一預言者なるカアライルの言を信ずることを得ば
徳川氏時代の平民的理想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
近世
(
きんせい
)
になってから、
人間
(
にんげん
)
は
堕落
(
だらく
)
した。だんだんほんとうの
美
(
び
)
というものがわからなくなった。そこへいくと、まだ
自然界
(
しぜんかい
)
は、
原始時代
(
げんしじだい
)
からのままだ。
金歯
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
近世
(
きんせい
)
では、
犬
(
いぬ
)
の
使命
(
しめい
)
といふ
事
(
こと
)
は
左迄
(
さまで
)
珍奇
(
ちんき
)
な
事
(
こと
)
ではないが、それと
之
(
これ
)
とは
餘程
(
よほど
)
塲合
(
ばあひ
)
も
異
(
ちが
)
つて
居
(
を
)
るので、
二名
(
にめい
)
の
水兵
(
すいへい
)
は
危
(
あや
)
ぶみ、
武村兵曹
(
たけむらへいそう
)
は
腕
(
うで
)
を
拱
(
こまぬ
)
いた
儘
(
まゝ
)
、
眤
(
じつ
)
と
稻妻
(
いなづま
)
の
面
(
おもて
)
を
眺
(
なが
)
めた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
是
(
こ
)
れ
何
(
なん
)
の
徳
(
とく
)
に
遵
(
したが
)
ふ
哉
(
や
)
。
此
(
こ
)
れ
其
(
その
)
尤
(
もつと
)
も
大
(
おほい
)
に
(五三)
彰明
(
しやうめい
)
較著
(
かうちよ
)
なる
者也
(
ものなり
)
。
近世
(
きんせい
)
に
至
(
いた
)
るが
若
(
ごと
)
き、
(五四)
操行
(
さうかう
)
不軌
(
ふき
)
、
專
(
もつぱ
)
ら
(五五)
忌諱
(
きき
)
を
犯
(
をか
)
し、
而
(
しか
)
も
終身
(
しうしん
)
逸樂
(
いつらく
)
し、
富厚
(
ふうこう
)
、
世
(
よ
)
を
累
(
かさ
)
ねて
絶
(
た
)
えず。
国訳史記列伝:01 伯夷列伝第一
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
この
諸平
(
もろひら
)
のゐた
時分
(
じぶん
)
に、
近世
(
きんせい
)
でもっとも
名高
(
なだか
)
い
香川景樹
(
かがはかげき
)
といふ
歌人
(
かじん
)
が
京都
(
きようと
)
にゐました。
非常
(
ひじよう
)
に
上手
(
じようず
)
の
評判
(
ひようばん
)
があり、
門人
(
もんじん
)
も
多
(
おほ
)
く、その
一門
(
いちもん
)
は
榮
(
さか
)
えて
今
(
いま
)
までも
續
(
つゞ
)
いてゐるほどの
人
(
ひと
)
でありました。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“近世”の意味
《名詞》
近世(きんせい)
歴史の時代区分で、中世と近代の間。日本では安土桃山時代から江戸時代の終わりごろまでを指す。
(出典:Wiktionary)
“近世”の解説
近世(きんせい、en: early modern period)とは、歴史学における時代区分のひとつ。中世よりも後で、近代よりも前の時期を指す。
(出典:Wikipedia)
近
常用漢字
小2
部首:⾡
7画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“近世”で始まる語句
近世的婦人
近世奇跡考