足輕あしがる)” の例文
新字:足軽
里見※右衞門橋本九兵衞目付朝比奈七之助かち目付岩本大藏勘定奉行兼郡奉行松本理左衞門代官黒崎又左衞門市田武助町奉行緒方をがた求馬もとめ等出席ありて足輕あしがる共は白洲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
丁告之以故ていこれにつぐるにゆゑをもつてす。——却説さて一體いつたい此處こゝ何處どこだ、とくと、冥土めいど、とこたへて、わたしあと閻魔王えんまわう足輕あしがる牛頭鬼ごづおにのためにめとられて、いまつまつた、とげた。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
小利口こりこうにきび/\と立𢌞たちまはつて、あさまへからきて、氣輕きがる身輕みがる足輕あしがる相應さうおう、くる/\とよくはたらうへはや江戸えどみづみて、早速さつそく情婦いろひとつと了簡れうけんから
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
今やおそしと待居たり既に其暮近くれちかき頭一人足輕あしがる八ツ字蔦じつたと云字の目引めひきこん看板かんばんたる者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ゆるされ其外十人の足輕あしがるは前後に立並たちならび若や道中にて非常ひじやうの事も有ばとてもつぱら用心をぞ爲たりけり斯て始の夜は藤澤宿にて泊り以前世話に成たる旅籠屋はたごや何某なにがしが家に行てあつれい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
小利口こりこうにきび/\と立𢌞たちまはる、あさまへからきて、氣輕きがる身輕みがる足輕あしがる相應さうおう、くる/\とよくはたらうへはや江戸えどみづみて早速さつそく情婦いろひとつと了簡れうけんから、たか鼻柱はなばしらから手足てあしつめまで
片しぐれ (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)