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あしがる
ふりがな文庫
“あしがる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
足軽
84.6%
足輕
15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
足軽
(逆引き)
なぜといえば、天主閣は、明治の新政府に参与した
薩長土肥
(
さっちょうどひ
)
の
足軽
(
あしがる
)
輩に理解せらるべく、あまりに大いなる芸術の作品であるからである。
松江印象記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そのあとについて、八、九人の
足軽
(
あしがる
)
と十数名の
人夫
(
にんぷ
)
たちが、
斧
(
おの
)
や、
鉞
(
まさかり
)
や、
木槌
(
きづち
)
などをかついで、なにかザワザワと話しながら歩いてゆく。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あしがる(足軽)の例文をもっと
(22作品)
見る
足輕
(逆引き)
小利口
(
こりこう
)
にきび/\と
立𢌞
(
たちま
)
はつて、
朝
(
あさ
)
は
六
(
む
)
つ
前
(
まへ
)
から
起
(
お
)
きて、
氣輕
(
きがる
)
身輕
(
みがる
)
は
足輕
(
あしがる
)
相應
(
さうおう
)
、くる/\とよく
働
(
はたら
)
く
上
(
うへ
)
、
早
(
はや
)
く
江戸
(
えど
)
の
水
(
みづ
)
に
染
(
し
)
みて、
早速
(
さつそく
)
情婦
(
いろ
)
を
一
(
ひと
)
つと
云
(
い
)
ふ
了簡
(
れうけん
)
から
二た面
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
今や
遲
(
おそ
)
しと待居たり既に其
日
(
ひ
)
も
暮近
(
くれちか
)
き頭一人
足輕
(
あしがる
)
八ツ
字蔦
(
じつた
)
と云字の
目引
(
めひき
)
に
紺
(
こん
)
の
看板
(
かんばん
)
着
(
き
)
たる
小
(
こ
)
者を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
あしがる(足輕)の例文をもっと
(4作品)
見る
“あしがる”の意味
《名詞》
足取りが軽快であること。
平時では雑用を行い、戦時には身軽な歩兵となった者。
(出典:Wiktionary)