“あしがる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
足軽84.6%
足輕15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なぜといえば、天主閣は、明治の新政府に参与した薩長土肥さっちょうどひ足軽あしがる輩に理解せらるべく、あまりに大いなる芸術の作品であるからである。
松江印象記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
そのあとについて、八、九人の足軽あしがると十数名の人夫にんぷたちが、おのや、まさかりや、木槌きづちなどをかついで、なにかザワザワと話しながら歩いてゆく。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小利口こりこうにきび/\と立𢌞たちまはつて、あさまへからきて、氣輕きがる身輕みがる足輕あしがる相應さうおう、くる/\とよくはたらうへはや江戸えどみづみて、早速さつそく情婦いろひとつと了簡れうけんから
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
今やおそしと待居たり既に其暮近くれちかき頭一人足輕あしがる八ツ字蔦じつたと云字の目引めひきこん看板かんばんたる者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)