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貞心
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ていしん
ふりがな文庫
“
貞心
(
ていしん
)” の例文
其方儀
貞實
(
ていじつ
)
信義
(
しんぎ
)
の
烈女
(
れつぢよ
)
民間
(
みんかん
)
には
稀
(
まれ
)
なる者なり汝が
貞心
(
ていしん
)
天も
感
(
かん
)
ずる所にして
斯
(
かく
)
夫
(
をつと
)
が無實の罪明白に成事
感賞
(
かんしやう
)
に
勝
(
たへ
)
たりとて厚く御
褒詞
(
はうし
)
有之
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
なれどもお隅は
貞心
(
ていしん
)
な者でございますから、
能
(
い
)
いように切り
脱
(
ぬ
)
けては客と一つ寝をする様なことは致しません、
素
(
もと
)
より器量は
好
(
よ
)
し、様子は好し、其の上世辞がありまするので、大して客がござります。
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何
(
なん
)
と
御覽
(
ごらん
)
じて
何
(
なん
)
とお
恨
(
うら
)
みなさるべきにや
過
(
す
)
ぎし
雪
(
ゆき
)
の
夜
(
よ
)
の
邂逅
(
かいごう
)
に
二
(
ふた
)
つなき
貞心
(
ていしん
)
嬉
(
うれ
)
しきぞとてホロリとし
給
(
たま
)
ひし
涙
(
なみだ
)
の
顏
(
かほ
)
今
(
いま
)
も
眼
(
め
)
の
前
(
さき
)
に
存
(
のこ
)
るやうなりさりながら
思
(
おも
)
ふ
心
(
こゝろ
)
は
幽冥
(
ゆうめい
)
の
境
(
さかひ
)
にまでは
通
(
つう
)
ずまじきにや
無情
(
つれな
)
く
悲
(
かな
)
しく
引止
(
ひきと
)
められし
命
(
いのち
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
經
(
へ
)
し今日
露顯
(
ろけん
)
に及ばんとする事
衆怨
(
しうゑん
)
の歸する所にして
就中
(
なかんづく
)
道十郎が
無念
(
むねん
)
の
魂魄
(
こんぱく
)
とお光が
貞心
(
ていしん
)
を神佛の助け給ふ所ならん恐るべし
愼
(
つゝし
)
むべし。
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
具
(
つぶ
)
さに物語り彼忠兵衞を證據人と
爲
(
な
)
し私し
駈込願
(
かけこみねが
)
ひ致し度と涙を
浮
(
うか
)
めて頼みける
容子
(
ようす
)
に
貞心
(
ていしん
)
顯
(
あらは
)
れければ長助は感心なし今度忠兵衞が
計
(
はか
)
らずお前方に
過去
(
すぎさり
)
たる一
件
(
けん
)
を
口走
(
くちばし
)
りしはお光殿の
貞心
(
ていしん
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“貞心(貞心尼)”の解説
貞心尼(ていしんに、寛政10年(1798年) - 明治5年2月11日(1872年3月19日))は、江戸時代後期の曹洞宗の尼僧。良寛の弟子。歌人。俗名は奥村ます。法名は孝室貞心比丘尼(こうしつていしんびくに)、孝室貞心尼(こうしつていしんに)。
貞心尼の法名をもつ尼僧は複数いるが、この記事では良寛愛弟子の孝室貞心尼について述べる。
(出典:Wikipedia)
貞
常用漢字
中学
部首:⾙
9画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“貞”で始まる語句
貞
貞操
貞享
貞奴
貞観
貞淑
貞任
貞光
貞徳
貞女