トップ
>
諸
>
これ
ふりがな文庫
“
諸
(
これ
)” の例文
〔譯〕英氣は是れ天地
精英
(
せいえい
)
の氣なり。聖人は之を内に
薀
(
をさ
)
めて、
肯
(
あへ
)
て
諸
(
これ
)
を外に
露
(
あら
)
はさず。賢者は則ち時時之を
露
(
あら
)
はす。
自餘
(
じよ
)
豪傑の士は、全然之を
露
(
あら
)
はす。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
曰く、
犂牛
(
りぎゅう
)
の
子
(
し
)
、
騂
(
あか
)
くして且つ角よくば、用うること
勿
(
な
)
からんと欲すといえども、山川其れ
諸
(
これ
)
を
舎
(
す
)
てんやと。
論語物語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
必ずや
諸
(
これ
)
を身に
本
(
もと
)
づけ、諸を政教に
見
(
あら
)
わし、以て
物
(
もの
)
を成す可き者は、
其
(
そ
)
れ
惟
(
ただ
)
聖人の学
乎
(
か
)
、聖道を去って
而
(
しこう
)
して
循
(
したが
)
わず、而して
惟
(
ただ
)
蠹
(
と
)
にこれ帰す。甚しい
哉
(
かな
)
惑えるや、と。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
『説苑』七に
楊朱
(
ようしゅ
)
が梁王に
見
(
まみ
)
えて、天下を治むる事
諸
(
これ
)
を
掌
(
たなごころ
)
に
運
(
めぐ
)
らすごとくすべしという。
十二支考:06 羊に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
その一節に曰く「吾俗好奇何至此。小草大花殆弟兄。昨日官家俄下令。罪其尤者価太軽。富家失望売諸市。花戸色沮厭品評。」〔吾ガ俗奇ヲ好ムコト何ゾ此ニ至レルカ/小草大花殆ンド弟兄ナリ/昨日官家俄カニ令ヲ下シ/其ノ尤アル者ヲ罪シ価太ダ
軽
(
かろ
)
シ/富家失望シテ
諸
(
これ
)
ヲ市ニ売リ/花戸色
沮
(
うしな
)
ヒテ品評ヲ
厭
(
いと
)
フ〕云々。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
〔譯〕
倫理
(
りんり
)
と物理とは同一理なり。我れ倫理の學を學ぶ、宜しく近く
諸
(
これ
)
を身に取るべし、即ち是れ物理なり。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
陽貨
(
ようか
)
、孔子を見んと欲す。孔子
見
(
まみ
)
えず。孔子に
豚
(
いのこ
)
を
帰
(
おく
)
る。孔子其の亡きを時として、往きて之を拝す。
諸
(
これ
)
に
塗
(
みち
)
に遇う。孔子に謂いて曰く、来れ、
予
(
われ
)
爾
(
なんじ
)
と言わんと。
論語物語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
潜渓が方生の天台に
還
(
かえ
)
るを送るの詩の序に記して曰く、晩に天台の方生
希直
(
きちょく
)
を得たり、其の人となりや
凝重
(
ぎょうちょう
)
にして物に
遷
(
うつ
)
らず、
穎鋭
(
えいえい
)
にして以て
諸
(
これ
)
を理に
燭
(
しょく
)
す、
間
(
まま
)
発
(
はっ
)
して文を
為
(
な
)
す
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
曰く〈ここにおいて忠広荘内に百石を給い(その子)光正を飛騨に幽し
餼廩
(
きりん
)
百人口を給う、使者本門寺に往き教を伝う、忠広命を聴き侍臣に命じて
鹵簿
(
ろぼ
)
中の槍を取り、
諸
(
これ
)
を使者に示して曰く
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
子
疾病
(
やまいへい
)
なり。子路祷らんことを請う。子曰く、
諸
(
これ
)
ありやと。子路対えて曰く、之あり。
誄
(
るい
)
に曰く、爾を上下の神祇に祷ると。子曰く、丘の祷るや久しと。——述而篇——
論語物語
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
“諸”の解説
諸(しょ、諸)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
諸
常用漢字
小6
部首:⾔
15画
“諸”を含む語句
諸君
諸方
諸所
諸人
忽諸
埃及諸神譜
諸手
諸侯
諸家
諸氏
諸種
諸声
諸葛亮
諸葛
諸卿
諸木
諸分
諸邑
諸品
諸子
...