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舞踏
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ぶとう
ふりがな文庫
“
舞踏
(
ぶとう
)” の例文
どうかあとの所はみなさんで活動写真のおしまいのありふれた
舞踏
(
ぶとう
)
か何かを使ってご勝手にご完成をねがうしだいであります。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
冷たいもの、無関心なもののみが直線で
稜
(
りょう
)
をもつ。兵隊を縦列に配置しないで環状に組立てたならば、闘争をしないで
舞踏
(
ぶとう
)
をするであろう{1}
「いき」の構造
(新字新仮名)
/
九鬼周造
(著)
そこにはロシヤのいはゆる「千八百八十年
代
(
だい
)
の
知識階級
(
インテリゲンチヤ
)
」である
處
(
ところ
)
のラアネフスカヤを
初
(
はじ
)
め、
老若
(
ろうじやく
)
の男女
達
(
たち
)
の十
余
(
よ
)
人が
集
(
あつ
)
まつて
舞踏
(
ぶとう
)
に
興
(
けう
)
じてゐる。
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
けれど、ただ
一人
(
ひとり
)
父親
(
ちちおや
)
の
姿
(
すがた
)
が
見
(
み
)
えませんでした。これらの
若
(
わか
)
い
男
(
おとこ
)
や、
女
(
おんな
)
は、たがいによい
声
(
こえ
)
で
歌
(
うた
)
い、また
話
(
はな
)
し、また
手
(
て
)
を
引
(
ひ
)
き
合
(
あ
)
って
舞踏
(
ぶとう
)
をやっていました。
青い時計台
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そのあいだわたしは親方の
伴奏
(
ばんそう
)
でイスパニア
舞踏
(
ぶとう
)
をおどった。カピは四十フラン集めるであろうか。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
▼ もっと見る
大きな
舞踏
(
ぶとう
)
の
間
(
ま
)
も、もうあかりが消えていました。きっともう、みんな寝たのでしょう。
人魚のひいさま
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
山も海もみんな
濃
(
こ
)
い灰に
埋
(
うず
)
まってしまう。平らな運動場のようになってしまう。その熱い灰の上でばかり、おれたちの
魂
(
たましい
)
は
舞踏
(
ぶとう
)
していい。いいか。もうみんな大さわぎだ。
楢ノ木大学士の野宿
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
きつねは、ほかに、わかい、
美
(
うつく
)
しい
女
(
おんな
)
たちが
仲間
(
なかま
)
にはいったら、どんなにか、にぎやかだろうと
思
(
おも
)
った。そうすれば、
自分
(
じぶん
)
たちの
舞踏
(
ぶとう
)
も、
人間
(
にんげん
)
にまけるものでないと
考
(
かんが
)
えたから
雪の上の舞踏
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「ウウウウエイ。三十五歳。アツレキ三十一年七月一日夜、表、アフリカ、コンゴオの林中の空地に於て故なくして
擅
(
ほしいまま
)
に出現、
舞踏
(
ぶとう
)
中の土地人を
恐怖
(
きょうふ
)
散乱せしめたる件。」
ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
ちょうど、このとき、ほかの
船
(
ふね
)
は、
姿
(
すがた
)
を
消
(
け
)
してしまったのに、
英吉
(
えいきち
)
の
船
(
ふね
)
だけが、
嵐
(
あらし
)
の
舞踏
(
ぶとう
)
する、
渦巻
(
うずま
)
きの
中
(
なか
)
に
残
(
のこ
)
されたのでした。そして、
幾
(
いく
)
たび、あやうく
波
(
なみ
)
にのみ
込
(
こ
)
まれようとしたかしれません。
海の踊り
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
そして
睡
(
ねむ
)
ろうと思ったのです。けれども電光があんまりせわしくガドルフのまぶたをかすめて過ぎ、
飢
(
う
)
えとつかれとが一しょにがたがた
湧
(
わ
)
きあがり、さっきからの熱った頭はまるで
舞踏
(
ぶとう
)
のようでした。
ガドルフの百合
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“舞踏”の意味
《名詞》
舞踏 (ぶとう)
踊りを踊ること。舞い踊ること。ダンス。洋舞。
叙位、任官、賜禄の際などの感謝の意を表し、左右左を行う礼。拝舞。
(出典:Wiktionary)
舞
常用漢字
中学
部首:⾇
15画
踏
常用漢字
中学
部首:⾜
15画
“舞踏”で始まる語句
舞踏会
舞踏場
舞踏室
舞踏靴
舞踏曲
舞踏會
舞踏歌
舞踏敵手
舞踏時代