“舞踏曲”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶとうきょく33.3%
ブウレ33.3%
ミニユエト33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
マチアは船頭たちの中で舞踏曲ぶとうきょくをやることになったので、たいへんはしゃぎきっていた。とつぜんダンスをやめて、ヴァイオリンを持って、マチアは気ちがいのように凱旋がいせんマーチをひいた。
……あなたは、できたての自作の舞踏曲ブウレを、酒場のぼろピアノがきしむほどに熱い息吹きで奏きたてる。……ミューズもアポロも大喝采だいかっさい
キャラコさん:05 鴎 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
乞食が家鴨あひるのやうな口もとをして珈琲をすすつてしまふ頃には、立派な舞踏曲ミニユエトの一つが有り合せの紙片かみきれに書き綴られてゐた。