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かいきよう
出港のみぎり
白色檣燈の
碎けた
事、メシナ
海峽で、
一人の
船客が
海に
溺れた
事等、
恰も
天に
意あつて、
今回の
危難を
豫知せしめた
樣である。
その國から
上つておいでになる時に、龜の
甲に乘つて釣をしながら勢いよく
身體を
振つて來る人に
速吸の
海峽で遇いました。
われ/\は、
遠い
都を
離れた
地方の
長い
距離をば、
焦れてやつて
來た。そして、
今この
時に
氣がつくと、この
明石の
海峽から
内らに、
畿内の
山々が
見えてゐる。
スマトラとジャワとの
間、スンダ
海峽にクラカトアといふ
直徑二里程の
小島があつた。
この
山は
平均十年毎に
一回ぐらゐ
爆發し、
山側に
生ずる
裂け
目の
彼方此方を
中心として
鎔岩を
流し、
或は
噴出物によつて
小圓錐形の
寄生火山を
形作るなどする、つぎに
郵船がメシナ
海峽を
通過すると