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極
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きよく
ふりがな文庫
“
極
(
きよく
)” の例文
電氣
(
でんき
)
の一
極
(
きよく
)
を
活字
(
くわつじ
)
と
結
(
むす
)
び
付
(
つ
)
けて
置
(
お
)
いて、
他
(
た
)
の一
極
(
きよく
)
を
紙
(
かみ
)
に
通
(
つう
)
じて、
其紙
(
そのかみ
)
を
活字
(
くわつじ
)
の
上
(
うへ
)
へ
壓
(
お
)
し
付
(
つ
)
けさへすれば、すぐ
出來
(
でき
)
るのだと
小六
(
ころく
)
が
云
(
い
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
厚顏無耻なのか、無智の
極
(
きよく
)
罪が無いのかわからないおりかに對しても、とるにも足りないものに向ふ時の、ゆとりのある心持が湧いて來た。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
くらがりの海のものおそろしさも、衰弱の
極
(
きよく
)
となれる神経を刺すこと多く、はてはもとの𤍠湯の中に死なずして目を
開
(
ひら
)
く
魚
(
うを
)
となり申し
候
(
さふら
)
ひき。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
誠愛誠實を無益のものと思ひ、無暗に人を疑ひ、矢鱈に天を恨み、その
極
(
きよく
)
遂
(
つい
)
に
精神
(
せいしん
)
の
和
(
やわらぎ
)
を
破
(
やぶ
)
りて
行
(
おこな
)
ふべからざる
事
(
こと
)
を
行
(
おこな
)
ひ
自
(
みづか
)
ら
知
(
し
)
らざる
程
(
ほど
)
の
惡事
(
あくじ
)
を
爲遂
(
しと
)
ぐる
事
(
こと
)
あらば
「罪と罰」の殺人罪
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
水樽
(
みづだる
)
は
空
(
から
)
になつて
鐵車内
(
てつしやない
)
の
一隅
(
いちぐう
)
に
横
(
よこたは
)
つた。
一同
(
いちどう
)
は
最早
(
もはや
)
絶望
(
ぜつばう
)
の
極
(
きよく
)
に
達
(
たつ
)
したのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
▼ もっと見る
「
不可
(
いか
)
ん、
不可
(
いか
)
ん、
下劣
(
げれつ
)
の
極
(
きよく
)
だ」と先生が
忽
(
たちま
)
ち
苦
(
にが
)
い顔をした。その云ひ方が
如何
(
いか
)
にも下劣らしいので、三四郎と美禰子は一度に笑ひ
出
(
だ
)
した。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
たゞ事実の報道として読む丈である。自分の取る新聞抔は、死人十何人と題して、一日に変死した人間の年齢、戸籍、死因を六号活字で一行づゝに書く事がある。簡潔明瞭の
極
(
きよく
)
である。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
實は疲勞の
極
(
きよく
)
聲を出す元氣を失つたのだと知れた。
変な音
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“極”の意味
《名詞》
(きょく)2端のうちの一方。
(ごく)1,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000 = 1048を表す。載の次で恒河沙の前の位。
《形容動詞》
(ごく)程度の大きい様。
(出典:Wiktionary)
極
常用漢字
小4
部首:⽊
12画
“極”を含む語句
京極
極刑
見極
極端
極光
北極
極微
至極
極々
極彩色
取極
極月
極熱
極楽寺
感極
北極星
終極
結極
極限
極付
...