“極微”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごくび40.0%
きょくび20.0%
ごくみ20.0%
ちっ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
キングスカレッジの地下室には、高真空の技術と同時に、10-12アンペア程度の極微ごくび電流を測定する力も養われていた。
実験室の記憶 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
「ありませんね。これが極微きょくびの世界でございましょうね」
ふしぎ国探検 (新字新仮名) / 海野十三(著)
君はその詞を口にした跡で、直ぐに『アトオム』と云ふ事を考へた。元子だね。極微ごくみだね。それから哲学者エピクロスの教義を思ひ出した。
なにしろ、ほんの極微ちっぽけな材料だけで、極大の容積を得ようというんだからね。
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)