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批評
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ひゝやう
ふりがな文庫
“
批評
(
ひゝやう
)” の例文
不知庵主人
(
フチアンシユジン
)
の
譯
(
やく
)
に
成
(
な
)
りし
罪
(
つみ
)
と
罰
(
ばつ
)
に
對
(
たい
)
する
批評
(
ひゝやう
)
仲々
(
なか/\
)
に
盛
(
さかん
)
なりとは
聞
(
きゝ
)
けるが、
病氣
(
びやうき
)
其他
(
そのた
)
の
事
(
こと
)
ありて
余
(
よ
)
が
今日
(
こんにち
)
までに
見
(
み
)
たるは
僅
(
わづか
)
に
四五種
(
しごしゆ
)
のみ
「罪と罰」の殺人罪
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
即
(
すなは
)
ち
此所
(
こゝ
)
の
市長
(
しちやう
)
並
(
ならび
)
に
町會議員
(
ちやうくわいぎゐん
)
は
皆
(
みな
)
生物知
(
ゝまものし
)
りの
町人
(
ちやうにん
)
である、であるから
醫師
(
いし
)
を
見
(
み
)
ることは
神官
(
しんくわん
)
の
如
(
ごと
)
く、
其
(
そ
)
の
言
(
い
)
ふ
所
(
ところ
)
を
批評
(
ひゝやう
)
せずして
信
(
しん
)
じてゐる。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
私
(
わたし
)
は
舌
(
した
)
を
巻
(
ま
)
きました、なか/\
批評
(
ひゝやう
)
どころではない、
敬服
(
けいふく
)
して
了
(
しま
)
つたのです、
因
(
そこ
)
で考へた、
彼
(
かれ
)
が二
年
(
ねん
)
晩
(
おく
)
れて
予備門
(
よびもん
)
に入つて来たのは、
意味
(
いみ
)
無くして
遅々
(
ぐづ/\
)
して
居
(
ゐ
)
たのではない
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
さま/″\な
批評
(
ひゝやう
)
に
弄
(
もてあそ
)
ばれながら、繪葉書の
上
(
うへ
)
に
老
(
お
)
いて行く女優
達
(
たち
)
の顏!これらがやがて
色
(
いろ
)
もなく
香
(
か
)
もなくなつていつた時には
一體
(
いつたい
)
どうなるのでせう? それはたとひ、
虚榮
(
きよえい
)
に
誤
(
あやま
)
られたその
不明
(
ふめい
)
が
冬を迎へようとして
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
是非
(
ぜひ
)
一読
(
いちどく
)
して
批評
(
ひゝやう
)
をしてくれと言つて百五六中
枚
(
まい
)
も有る
一冊
(
いつさつ
)
の
草稿
(
そうかう
)
を
私
(
わたし
)
に見せたのでありました、
其
(
そ
)
の小説はアルフレツド
大王
(
だいわう
)
の
事蹟
(
じせき
)
を
仕組
(
しく
)
んだもので
文章
(
ぶんしやう
)
は
馬琴
(
ばきん
)
を
学
(
まな
)
んで、実に
好
(
よ
)
く出来て
居
(
ゐ
)
て
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“批評”の解説
批評(ひひょう、英語・フランス語:critique)とは、ある事物の是非・善悪・美醜などを指摘して、その価値を判断し、論じることをいう。批判(ひはん)、評論ともいう。批評賞、批判賞はないが、評論賞というものはある。出版社的には評論が一般の呼び名である。
英語・フランス語の 「批評」critique という単語は、ギリシャ語の kritiki (κριτική,何らかのモノの価値についての「洞察ある判断」)の語に由来する。
(出典:Wikipedia)
批
常用漢字
小6
部首:⼿
7画
評
常用漢字
小5
部首:⾔
12画
“批評”で始まる語句
批評家
批評的
批評法
批評壇の明星