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急流
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きふりう
ふりがな文庫
“
急流
(
きふりう
)” の例文
湯
(
ゆ
)
の
宿
(
やど
)
と、
湯
(
ゆ
)
の
宿
(
やど
)
で、
川底
(
かはそこ
)
の
巖
(
いは
)
を
抉
(
ゑぐ
)
つた
形
(
かたち
)
で、
緑青
(
ろくしやう
)
に
雪
(
ゆき
)
を
覆輪
(
ふくりん
)
した
急流
(
きふりう
)
は、
颯
(
さつ
)
と
白雲
(
はくうん
)
の
空
(
そら
)
に
浮
(
う
)
いて、
下屋
(
げや
)
づくりの
廂
(
ひさし
)
に
呑
(
の
)
まれる。
飯坂ゆき
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
前
(
まへ
)
は
東海道
(
とうかいだう
)
岩淵
(
いはぶち
)
へ
落
(
おと
)
す
急流
(
きふりう
)
、しかもこゝは
釜
(
かま
)
が
淵
(
ふち
)
と
申
(
まう
)
す
難所
(
なんじよ
)
でございます。
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
越後は
妻有
(
つまり
)
上田の二
庄
(
しやう
)
をながれて
魚野川
(
うをのかは
)
の
急流
(
きふりう
)
をなし、
魚沼郡
(
うをぬまこほり
)
藪上
(
やぶかみ
)
の庄川口
駅
(
えき
)
の
端
(
はづれ
)
ににいたりて信濃を
流
(
なが
)
るゝ川と合して、
古志郡
(
こしこほり
)
蒲原
(
かんばら
)
郡の
中央
(
ちゆうあう
)
をながれて海に入る。信濃の流は
濁
(
にご
)
り越後は清し。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
聞
(
きこ
)
ゆる
急流
(
きふりう
)
荒波
(
あらなみ
)
も
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
されど
急流
(
きふりう
)
岩に
激
(
げき
)
して
水勢
(
すゐせい
)
絶急
(
はげしき
)
ところは雪もつもる事あたはず、浪を見る処もあり。
渡口
(
わたしば
)
などは
斧
(
をの
)
にて氷を
砕
(
くだ
)
きてわたせども、
終
(
つひ
)
には
氷
(
こほり
)
厚
(
あつ
)
くなりて力およびがたく、船は
陸
(
をか
)
に
在
(
あ
)
りて人々氷の上を
渉
(
わた
)
る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“急流”の意味
《名詞》
急流(きゅうりゅう)
水の勢いが激しい流れ。奔湍。
(出典:Wiktionary)
“急流”の解説
急流(きゅうりゅう)、あるいは早瀬(はやせ)は、比較的急な傾斜になっていて水の速度が速く、乱流になっているような川の区間である。
なお、早瀬は流れの速い海流の形容と、その現象が生じる狭い海峡の一般的な呼称としても用いられる。
(出典:Wikipedia)
急
常用漢字
小3
部首:⼼
9画
流
常用漢字
小3
部首:⽔
10画
“急”で始まる語句
急
急遽
急須
急足
急込
急湍
急立
急激
急病
急度