“古志郡”の読み方と例文
読み方割合
こしこほり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
源教げんけう、そはよき功徳くどくならん、古志郡こしこほりのお菊がいうれいを見とゞけたりと人々にかたり玉へ、愚僧ぐそうもわどのを証人しやうにんとして幽霊をかたりて教化けうぐゑのたよりにせん。
これこそ幽霊いうれいならめとしきりに念仏しければ、移歩あゆむともなくまへにすゝみきたり、細微ほそがれたるこゑしていふやう、わらはゝ古志郡こしこほり何村なにむら(村名はもらす)のきくと申もの也
越後は妻有つまり上田の二しやうをながれて魚野川うをのかは急流きふりうをなし、魚沼郡うをぬまこほり藪上やぶかみの庄川口えきはづれににいたりて信濃をながるゝ川と合して、古志郡こしこほり蒲原かんばら郡の中央ちゆうあうをながれて海に入る。信濃の流はにごり越後は清し。