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山高帽子
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やまたかばうし
ふりがな文庫
“
山高帽子
(
やまたかばうし
)” の例文
まづ一
陽
(
やう
)
来復
(
らいふく
)
して、明治三十一年一
月
(
ぐわつ
)
一
日
(
じつ
)
の事で、
下谷広小路
(
したやひろこうぢ
)
を
通
(
とほ
)
る人の
装束
(
なり
)
は、フロツクコートに黒の
山高帽子
(
やまたかばうし
)
を
戴
(
いただ
)
き、
玉柄
(
ぎよくえ
)
のステツキを
携
(
たづさ
)
へ、
仏蘭西製
(
ふらんすせい
)
の
靴
(
くつ
)
を
履
(
は
)
き
七福神詣
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
山高帽子
(
やまたかばうし
)
でやつて
来
(
き
)
たが
とんぼの眼玉
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
もと
富家
(
ふか
)
に
人
(
ひと
)
となりて
柔弱
(
にうじやく
)
にのみ
育
(
そだ
)
ちし
身
(
み
)
は
是
(
こ
)
れと
覺
(
おぼ
)
えし
藝
(
げい
)
もなく
手
(
て
)
に
十露盤
(
そろばん
)
は
取
(
と
)
りならへど
物
(
もの
)
に
當
(
あた
)
りし
事
(
こと
)
なければ
時
(
とき
)
の
用
(
よう
)
には
立
(
た
)
ちもせず
坐
(
ざ
)
して
喰
(
くら
)
へば
空
(
むな
)
しくなる
山高帽子
(
やまたかばうし
)
半靴
(
はんぐつ
)
と
明日
(
きのふ
)
かざりし
身
(
み
)
の
廻
(
まは
)
りも
一
(
ひと
)
つ
賣
(
う
)
り
二
(
ふた
)
つ
賣
(
う
)
りはては
晦日
(
みそか
)
の
勘定
(
かんぢやう
)
さへ
胸
(
むね
)
につかふる
程
(
ほど
)
にもなりぬ。
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
お
羽織
(
はおり
)
のお
色気
(
いろけ
)
と
取合
(
とりあひ
)
の
好
(
よ
)
いこと、
本当
(
ほんたう
)
に
身装
(
なり
)
の
拵
(
こさへ
)
は
旦那
(
だんな
)
が一
番
(
ばん
)
お
上手
(
じやうず
)
だと
皆
(
みんな
)
がさう
云
(
い
)
つてるんですよ、あのね
此春
(
このはる
)
洋服
(
やうふく
)
で
入
(
い
)
らしつた事がありましたらう、黒の
山高帽子
(
やまたかばうし
)
を
被
(
かぶ
)
つて
御年始
(
ごねんし
)
の
帰
(
かへり
)
に
世辞屋
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“山高帽子(
山高帽
)”の解説
山高帽、山高帽子(やまたかぼう、やまたかぼうし)は、イギリス発祥の帽子である。主に男性用。
山(クラウン)の高い帽子の総称として用いられる場合もあるが、本項はボーラーハット(Bowler hat)についての記述である。
(出典:Wikipedia)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
帽
常用漢字
中学
部首:⼱
12画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“山高帽”で始まる語句
山高帽