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取外
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とりはづ
ふりがな文庫
“
取外
(
とりはづ
)” の例文
予
(
わし
)
が
廟
(
たまや
)
へ
降
(
お
)
りるは、
姫
(
ひめ
)
の
面
(
かほ
)
を
見
(
み
)
ようがためでもあるが、それよりも
姫
(
ひめ
)
が
身
(
み
)
に
着
(
つ
)
けた
貴
(
たふと
)
い
指輪
(
ゆびわ
)
を
或
(
ある
)
大切
(
たいせつ
)
な
用
(
よう
)
に
使
(
つか
)
はうため
取外
(
とりはづ
)
して
來
(
く
)
るのが
主
(
おも
)
な
目的
(
もくてき
)
ぢゃによって、
早
(
はや
)
う
往
(
い
)
ね。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
「何だ、高田か。そんな物を吾々の部屋へは懸けて置かれないね。
取外
(
とりはづ
)
したら
可
(
い
)
いでせう。」
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
誰
(
たれ
)
一人
(
ひとり
)
、
横
(
よこ
)
に
成
(
な
)
るなんど
場席
(
ばせき
)
はない。
花枕
(
はなまくら
)
、
草枕
(
くさまくら
)
、
旅枕
(
たびまくら
)
、
皮枕
(
かはまくら
)
、
縱
(
たて
)
に
横
(
よこ
)
に、
硝子窓
(
がらすまど
)
に
押着
(
おしつ
)
けた
形
(
かた
)
たるや、
浮嚢
(
うきぶくろ
)
を
取外
(
とりはづ
)
した
柄杓
(
ひしやく
)
を
持
(
も
)
たぬものの
如
(
ごと
)
く、
折
(
をり
)
から
外
(
そと
)
のどしや
降
(
ぶり
)
に、
宛然
(
さながら
)
人間
(
にんげん
)
の
海月
(
くらげ
)
に
似
(
に
)
て
居
(
ゐ
)
る。
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
張せられしが右樣の儀ならば
前
(
まへ
)
以て
私共
(
わたくしども
)
へお
話
(
はなし
)
の有べき
筈
(
はず
)
なり若し此事
町奉行所
(
まちぶぎやうしよ
)
より
御沙汰
(
ごさた
)
あらば
貸主
(
かしぬし
)
三郎兵衞は
勿論
(
もちろん
)
世話人の庄藏までの
難儀
(
なんぎ
)
なり
何卒
(
なにとぞ
)
右の
表札
(
へうさつ
)
と御玄關なる
御紋付
(
ごもんつき
)
のお幕はお
取外
(
とりはづ
)
しを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
“取”で始まる語句
取
取出
取縋
取柄
取除
取次
取敢
取交
取做
取付