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判明
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はんめい
ふりがな文庫
“
判明
(
はんめい
)” の例文
しかし相手の報じて来る内容が少しずつ
判明
(
はんめい
)
して来ると共に、僕は全身の血潮が爪先から段々と頭の方へ昇りつめて来るのを感じました。
壊れたバリコン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
勘次
(
かんじ
)
は
其
(
そ
)
の
度
(
たび
)
に
心
(
こゝろ
)
が
苛立
(
いらだ
)
つたけれど、
霧
(
きり
)
でも
捉
(
つか
)
む
樣
(
やう
)
な、
誰
(
たれ
)
の
所爲
(
しよゐ
)
とも
判明
(
はんめい
)
しない
惡戯
(
いたづら
)
をどうすることも
出來
(
でき
)
なかつた。
然
(
しか
)
し
表面
(
へうめん
)
に
現
(
あらは
)
れた
影響
(
えいきやう
)
の
無
(
な
)
い
惡戯
(
いたづら
)
は
永
(
なが
)
く
持續
(
ぢぞく
)
しなかつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
矢庭
(
やには
)
に
引捕
(
ひつとら
)
へて
官
(
くわん
)
に
訴
(
うつた
)
へると二の
句
(
く
)
もなく
伏罪
(
ふくざい
)
したので、石の
在所
(
ありか
)
も
判明
(
はんめい
)
した。
官吏
(
やくにん
)
は
直
(
す
)
ぐ石を
取寄
(
とりよ
)
せて一見すると、これ亦た
忽
(
たちま
)
ち
慾心
(
よくしん
)
を
起
(
おこ
)
し、これは
官
(
くわん
)
に
没收
(
ぼつしう
)
するぞと
嚴
(
おごそ
)
かに
言
(
い
)
ひ
渡
(
わた
)
した。
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
それでも、
西面南部
(
せいめんなんぶ
)
の二
箇
(
こ
)
の
横穴
(
よこあな
)
は、
大概
(
たいがい
)
發掘
(
はつくつ
)
を
終
(
をは
)
り、
其岩壁
(
そのがんぺき
)
が
欠壞
(
けつくわい
)
して、
奧
(
おく
)
で
貫通
(
くわんつう
)
して
居
(
ゐ
)
る
事
(
こと
)
が
判明
(
はんめい
)
し、
又
(
また
)
石灰分
(
せきくわいぶん
)
が
岩面
(
がんめん
)
の
龜裂
(
きれつ
)
の
部分
(
ぶぶん
)
から
漏出
(
らうしゆつ
)
して、
小鐘乳石
(
せうしやうにふせき
)
を
垂下
(
すいか
)
して
居
(
ゐ
)
るのを
發見
(
はつけん
)
した。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
“判明”の意味
《名詞・動詞》
原因・実体などがはっきりと分かること。
《名詞・形容動詞》
(context、logic)概念の内包が明らかであること。
(出典:Wiktionary)
判
常用漢字
小5
部首:⼑
7画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
“判”で始まる語句
判然
判
判官
判断
判斷
判切
判事
判人
判別
判定