“判定”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はんてい75.0%
きめつけ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞ其一生そのいつしようあひだ一二回いちにかいしか出會であはないはずのものに、たま/\出會であつた場合ばあひもつと大切たいせつであるから、さういふ性質せいしつ地震ぢしんであるかいなかを最初さいしよ一瞬間いつしゆんかんおい判定はんていすることは
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
さうして今朝けさはや刑事けいじはなしをしはじめた。刑事けいじ判定はんていによると、ぞくよひから邸内ていないしのんで、なんでも物置ものおきかなぞにかくれてゐたにちがひない。這入口はいりくち矢張やは勝手かつてである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
……番代りの晦日みそか伝馬町てんまちょう堺屋さかいやへ検死に行ったのはどいつだ。……嘉兵衛と鶴吉を虎列剌ころり判定きめつけてうっそり帰って来たのは、いってえどいつだ。言え、この中にいるだろう
顎十郎捕物帳:05 ねずみ (新字新仮名) / 久生十蘭(著)