“判人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はんにん80.0%
ぜげん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
判人はんにんがないといけないから、お前が判人になって、そうして私が稼いだのをお前に預けるから、私を江戸へ連れて行っておくれな
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
すすめした者があります、よしんば身売りをお薦め申したところで、失礼ながら、御容貌ごきりょうは別として、あなたのお歳では、判人はんにんが承知を致しますまい
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
かく語れる時一の鬼その鞭をあげてこれを打ちいひけるは、去れ判人ぜげん、こゝにはたらすべき女なし 六四—六六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
詐欺、竊盜、シモエア、判人ぜげん、汚吏、およびこのたぐひの汚穢けがれみな第二のひとやくへり —六〇
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)