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判人
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はんにん
ふりがな文庫
“
判人
(
はんにん
)” の例文
判人
(
はんにん
)
がないといけないから、お前が判人になって、そうして私が稼いだのをお前に預けるから、私を江戸へ連れて行っておくれな
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お
薦
(
すす
)
めした者があります、よしんば身売りをお薦め申したところで、失礼ながら、
御容貌
(
ごきりょう
)
は別として、あなたのお歳では、
判人
(
はんにん
)
が承知を致しますまい
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
姉のお定は三五郎という
山女衒
(
やまぜげん
)
——やはり
判人
(
はんにん
)
で、主に地方の貸座敷へ
娼妓
(
しょうぎ
)
を売込む周旋をするのだとか申します。
蜘蛛の夢
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
段々と
咄
(
はなし
)
て娘を賣て十八年以前なる
傍輩
(
はうばい
)
の恩金を返さんと思ふよし
悉
(
くは
)
しく
咄
(
はな
)
しければ利兵衞も其の志ざしを深く
感
(
かん
)
じ
早
(
さつ
)
そく承知なし即ち
判人
(
はんにん
)
となりて新藤の娘を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
喜
(
き
)
六
店
(
たな
)
判人
(
はんにん
)
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“判人”の意味
《名詞》
印判を押印して証人となる者。
(出典:Wiktionary)
判
常用漢字
小5
部首:⼑
7画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“判”で始まる語句
判然
判
判明
判官
判断
判斷
判切
判事
判別
判定