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むづか
ふりがな文庫
“むづか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
難
52.9%
煩
5.9%
六ヶ
5.9%
可難
5.9%
嘩泣
5.9%
困難
5.9%
懊
5.9%
艱
5.9%
険
5.9%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
難
(逆引き)
眞個
(
まつたく
)
難
(
むづか
)
しい問題である。周三が
腦味噌
(
のうみそ
)
の
壓搾
(
あつさく
)
するのも無理は無い。幾ら壓搾したと謂ツて、決して彼の期待するやうな
名案
(
めいあん
)
は出て來はしない。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
むづか(難)の例文をもっと
(9作品)
見る
煩
(逆引き)
しかし、僕だつて、
其様
(
そん
)
な
冷
(
つめた
)
い人間ぢや無いよ。まあ、僕に言はせると、あまり君は物を
煩
(
むづか
)
しく考へ過ぎて居るやうに思はれる。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
まあ、私は何枚書き損つたか知れないんですよ——いえ、なに、
其様
(
そんな
)
に
煩
(
むづか
)
しい手紙でも有ません。唯解るやうに書いて頂きさへすれば好いのですから。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
むづか(煩)の例文をもっと
(1作品)
見る
六ヶ
(逆引き)
長さから云へば四五尺で細長い
紐
(
ひも
)
のやうなものです。そして何だか蛇のやうにとぐろを巻いて居ります。それから小さな金具が着いてゐますね。どうもお意地がわるく
六ヶ
(
むづか
)
しいものを
手品師
(新字旧仮名)
/
久米正雄
(著)
むづか(六ヶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
可難
(逆引き)
燈
(
あかし
)
の
点
(
とも
)
るには未だ間ありと見るなるべし。直行は
可難
(
むづか
)
しげに
眉
(
まゆ
)
を寄せ、
唇
(
くちびる
)
を引結びて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
むづか(可難)の例文をもっと
(1作品)
見る
嘩泣
(逆引き)
さあ
其事
(
そのこと
)
で
御座
(
ござ
)
んすとて、
睡
(
ねふ
)
り
覺
(
さ
)
めたる
懷中
(
ふところ
)
の
町
(
まち
)
がくすりくすりと
嘩泣
(
むづか
)
るを、おゝ
好
(
い
)
い
子
(
こ
)
好
(
い
)
い
子
(
こ
)
と、ゆすぶつて
言葉
(
ことば
)
絶
(
た
)
えぬ。
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
むづか(嘩泣)の例文をもっと
(1作品)
見る
困難
(逆引き)
カピ長 モンタギューとても
右
(
みぎ
)
同樣
(
どうやう
)
の
懲罰
(
おとがめ
)
にて
謹愼
(
きんしん
)
を
仰附
(
おほせつ
)
けられた。したが、
吾々
(
われ/\
)
老人
(
らうじん
)
に
取
(
と
)
っては、
平和
(
へいわ
)
を
守
(
まも
)
ることはさまで
困難
(
むづか
)
しうはあるまいでござる。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
むづか(困難)の例文をもっと
(1作品)
見る
懊
(逆引き)
徳二郎は
平常
(
ふだん
)
にない
懊
(
むづか
)
しい顏をして居たが、女のさす盃を受けて
一呼吸
(
ひといき
)
に呑み干し
少年の悲哀
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
むづか(懊)の例文をもっと
(1作品)
見る
艱
(逆引き)
如何に
言釈
(
いひと
)
くべきか、如何に処すべきかを
思煩
(
おもひわづら
)
へる貫一は
艱
(
むづか
)
しげなる顔を
稍
(
やや
)
内向けたるに、今はなかなか
悪怯
(
わるび
)
れもせで満枝は椅子の前なる
手炉
(
てあぶり
)
に寄りぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
むづか(艱)の例文をもっと
(1作品)
見る
険
(逆引き)
年紀
(
としのころ
)
二十六七と見えて、
身材
(
たけ
)
は高からず、色やや
蒼
(
あを
)
き
痩顔
(
やせがほ
)
の
険
(
むづか
)
しげに
口髭逞
(
くちひげたくまし
)
く、髪の
生
(
お
)
ひ乱れたるに
深々
(
ふかふか
)
と紺ネルトンの
二重外套
(
にじゆうまわし
)
の
襟
(
えり
)
を立てて、黒の中折帽を脱ぎて手にしつ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
むづか(険)の例文をもっと
(1作品)
見る
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