“みつぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミツギ
語句割合
59.4%
貢税12.5%
調9.4%
貢物9.4%
密議6.3%
御貢3.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つぎに彼は遠い北国に行った、北のゲエルどももブリトンの矢鳴りの音をおそるるようになり、山国のピクト族はみつぎを納めた。
皆外国からのみつぎとして得たもののみであったのに、ちんが統治する陸奥の少田おた郡からはじめて黄金を得たのを
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
豊年には、水分川の水のとどく限りな領下から貢税みつぎをとりあげ、水涸みずがれには、素知らぬ顔でいいものか。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
地方の民が、大蔵省へ馬で貢税みつぎを運び入れながら唄った国々の歌が催馬楽さいばらとなったといわれるが、田楽ももとは農土行事の田植え囃子ばやしだった。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この時代には、内政も漸く整ひ、人民に対し、初めて弓弭ゆはず調みつぎ手末たなすゑ調みつぎを課せられてゐる。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
(末代までも御賄おんまかないの調みつぎの絶えないように)
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところが、戦国以来は、その山神様の徒党が、山のやしろに白木の輿をおいて報らせても、貢物みつぎが来ないので、猪突ししつき槍だの、熊射ち弓だの、斧だの手槍だの、なるべく土民が見ただけでも縮み上がってしまいそうな武器を携え
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「うむ、いいところへ気がついたぞ。すぐ目のまえの南蛮寺なんばんじへ、なんの貢物みつぎもせずにまつりをするとは太い神主かんぬしだ。グズグズぬかしたら拝殿はいでんをけちらかして、あの賽銭箱さいせんばこを引ッかついでゆけ!」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
れのあしたを前にして、なにを密議みつぎするのか、そのばん徳川とくがわばたけの者ばかりが、首をあつめておそくまで声をひそめていた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
地下室の密議みつぎ
爆薬の花籠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
しろがねの荷おえる馬をひきたてて御貢みつぎつかふる御世のみさかえ
曙覧の歌 (新字新仮名) / 正岡子規(著)