“とうだい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
燈台50.0%
登第13.6%
当代9.1%
燈臺9.1%
灯台9.1%
東臺4.5%
豆大4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ボートの舳(かじ)を返して燈台(とうだい)の方へ漕(こ)いだが、霧は愈(いよいよ)深くなり、海はますます暗くなり、ともすれば暗礁に乗り上げそうであった。
おさなき灯台守 (新字新仮名) / 竹久夢二(著)
一番繁く出入して当人慥(たしか)に聟君(むこぎみ)登第(とうだい)の栄(えい)を得る意(つもり)で己惚(うぬぼ)れてゐるのが、大学の学士で某省の高等官とかを勤める華尾(はなを)高楠(たかくす)
犬物語 (新字旧仮名) / 内田魯庵(著)
私(わたし)は当代(とうだい)の花形作家(はなかたさくか)で且(かつ)詩人(しじん)であるところのS氏(し)の側(そば)へ寄(よ)つて行(い)つた。
微笑の渦 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
其中(そのなか)に別(わ)けて苦勞性(くろうせう)のあるお人(ひと)しのびやかに跡(あと)をやつけ給(たま)ひし、探(さ)ぐりに探(さ)ぐれば扨(さて)も燈臺(とうだい)のもと暗(く)らさよ、本郷(ほんごう)の森川町(もりかはちよう)とかや神社(じんじや)のうしろ新坂通(しんざかどほ)りに幾搆(いくかま)への生垣(いけがき)ゆひ廻(まわ)せし中(なか)
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
其の夜、左内が枕上(まくらがみ)に人の来たる音しけるに、目さめて見れば、二五灯台(とうだい)の下(もと)に、ちひさげなる翁の笑(ゑみ)をふくみて座(を)れり。左内枕をあげて、ここに来るは誰(た)そ。
維新(いしん)の變(へん)に彼(か)れは靜岡(しづをか)のお供(とも)、これは東臺(とうだい)の五月雨(さみだれ)にながす血汐(ちしほ)の赤(あか)き心(こヽろ)を首尾(しゆび)よく顯(あら)はして露(つゆ)とや消(き)えし、水(みづ)さかづきして別(わか)れし限(ぎ)りの妻(つま)へ形見(かたみ)が此美人(このびじん)なり
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
窓の下に方一尺五寸に切りたる炉(ろ)あり、一日に一度位は豆大(とうだい)の火種もなくなりて、煙草を吸ひつけるに燐寸(マツチ)を擦る事はあれど、大方は昼も夜も
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)