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ていきよう
ふりがな文庫
“ていきよう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
提供
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
提供
(逆引き)
錢形平次が調べ上げて證據を
提供
(
ていきよう
)
したので、幾月かの後龍の口の大評定となり、望月丹後は切腹を仰せ付けられた上、家祿を
沒收
(
ぼつしう
)
。
銭形平次捕物控:163 閉された庭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
所
(
ところ
)
が
叔父
(
をぢ
)
の
意見
(
いけん
)
によると、あの
屋敷
(
やしき
)
は
宗助
(
そうすけ
)
が
自分
(
じぶん
)
に
提供
(
ていきよう
)
して
行
(
い
)
つたのだから、たとひ
幾何
(
いくら
)
餘
(
あま
)
らうと、
餘
(
あま
)
つた
分
(
ぶん
)
は
自分
(
じぶん
)
の
所得
(
しよとく
)
と
見傚
(
みな
)
して
差支
(
さしつかへ
)
ない。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
今日
(
けふ
)
らも
見
(
み
)
ろ、
角
(
かど
)
の
店
(
みせ
)
で
自棄酒
(
やけざけ
)
飮
(
の
)
んで
怒
(
おこ
)
つてたつけぞ」
一人
(
ひとり
)
が
自慢
(
じまん
)
らしく
新
(
あらた
)
な
事實
(
じじつ
)
を
提供
(
ていきよう
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
其
(
その
)
代
(
かは
)
り
宗助
(
そうすけ
)
は
自分
(
じぶん
)
の
家屋敷
(
いへやしき
)
の
賣却方
(
ばいきやくかた
)
に
就
(
つい
)
て
一切
(
いつさい
)
の
事
(
こと
)
を
叔父
(
をぢ
)
に
一任
(
いちにん
)
して
仕舞
(
しま
)
つた。
早
(
はや
)
く
云
(
い
)
ふと、
急場
(
きふば
)
の
金策
(
きんさく
)
に
對
(
たい
)
する
報酬
(
はうしう
)
として
土地
(
とち
)
家屋
(
かをく
)
を
提供
(
ていきよう
)
した
樣
(
やう
)
なものである。
叔父
(
をぢ
)
は
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
厭
(
や
)
だ/\」といふ
底
(
そこ
)
に一
種
(
しゆ
)
の
意味
(
いみ
)
を
含
(
ふく
)
んだ一
語
(
ご
)
を
投
(
な
)
げ
棄
(
す
)
てゝ
別
(
わか
)
れるのである。
殊
(
こと
)
には
村落
(
むら
)
の
若者
(
わかもの
)
の
間
(
あひだ
)
へは
寸毫
(
すんがう
)
も
遠慮
(
ゑんりよ
)
の
無
(
な
)
い
想像
(
さうざう
)
に
伴
(
ともな
)
ふ
陰口
(
かげぐち
)
を
逞
(
たくま
)
しくせしめる
好箇
(
かうこ
)
の
材料
(
ざいれう
)
を
提供
(
ていきよう
)
したのであつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
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