“せつやく”の漢字の書き方と例文
語句割合
節約100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いろ普通ふつうくろであるが、手加減てかげん次第しだいあかにもあをにもなるから色刷いろずりなど場合ばあひには、かわかす時間じかんはぶけるだけでも大變たいへん重寶ちようはうで、これ新聞しんぶん應用おうようすれば、印氣インキ印氣インキロールのつひえ節約せつやくするうへ
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
それゆゑ濱口内閣はまぐちないかく出來できたときはすで昭和せうわ年度ねんどの四ぶんの一を經過けいくわしてつたにかゝはらず、實行豫算じつかうよさんうへに一ぱん會計くわいけいおよ特別會計とくべつくわいけいあはせて一おく四千七百萬圓程まんゑんほど節約せつやくをなして
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
みぞれゆきあめときとして彼等かれら勞働らうどうおそるべき障害しやうがいあたへて彼等かれらを一にちそのさむ部屋へやめた。一にち工賃こうちん非常ひじやう節約せつやくをしてもつぎ仕事しごとなければ一せん自分じぶんにはのこらなくなる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)