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面識
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めんしき
ふりがな文庫
“
面識
(
めんしき
)” の例文
一は田中正造翁に
面識
(
めんしき
)
なく
谷中村
(
やなかむら
)
を見ないからでもあろうが、余は
従来
(
じゅうらい
)
谷中村民のあまり執念深いのを寧ろ
気障
(
きざ
)
に思うて居た。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
したがって一
面識
(
めんしき
)
だもなき人に自分の
生涯
(
しょうがい
)
を左右する職業の選定を相談しても、けっして満足な返事は得られぬと思う。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
捨
(
すて
)
ていまだ一
面識
(
めんしき
)
ならぬ他の女と
道連
(
みちづれ
)
になり人の爲に
殺
(
ころ
)
さるゝ者が有べきやシテ梅は
如何
(
いかゞ
)
せしぞ汝公儀の役人を
僞
(
いつは
)
る
重惡者
(
ぢうあくもの
)
めと
叱
(
しか
)
られしにぞ憑司は今更
大息
(
おほいき
)
を
吐
(
つき
)
頭を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
殊
(
こと
)
に
私
(
わたくし
)
は
櫻木海軍大佐
(
さくらぎかいぐんたいさ
)
とは
面識
(
めんしき
)
の
間柄
(
あひだがら
)
で、
數年
(
すねん
)
前
(
ぜん
)
の
事
(
こと
)
、
私
(
わたくし
)
がまだ
今回
(
こんくわい
)
の
漫遊
(
まんゆう
)
に
上
(
のぼ
)
らぬ
以前
(
いぜん
)
、ある
夏
(
なつ
)
、
北海道旅行
(
ほくかいだうりよかう
)
を
企
(
くわだ
)
てた
時
(
とき
)
、
横濱
(
よこはま
)
から
凾館
(
はこだて
)
へ
赴
(
おもむ
)
く
滊船
(
きせん
)
の
中
(
なか
)
で、
圖
(
はか
)
らずも
大佐
(
たいさ
)
と
對面
(
たいめん
)
した
事
(
こと
)
がある。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
此
妓
(
ぎ
)
どもを
養
(
やしな
)
ふ
主人
(
あるじ
)
もこゝに
来
(
きた
)
り
居
(
ゐ
)
て、
従
(
したがへた
)
る料理人に
具
(
ぐ
)
したる
魚菜
(
ぎよさい
)
を
調味
(
ていみ
)
させてさらに
宴
(
えん
)
を
開
(
ひら
)
く。
是主人
(
このあるじ
)
俗中
(
ぞくちゆう
)
に
雅
(
が
)
を
挾
(
さしはさん
)
で
恒
(
つね
)
に
文人
(
ぶんじん
)
を
推慕
(
したふ
)
ゆゑに、
是
(
この
)
日もこゝに
来
(
きた
)
りて
余
(
よ
)
に
面識
(
めんしき
)
するを
岩居
(
がんきよ
)
に
約
(
やく
)
せしとぞ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
此
妓
(
ぎ
)
どもを
養
(
やしな
)
ふ
主人
(
あるじ
)
もこゝに
来
(
きた
)
り
居
(
ゐ
)
て、
従
(
したがへた
)
る料理人に
具
(
ぐ
)
したる
魚菜
(
ぎよさい
)
を
調味
(
ていみ
)
させてさらに
宴
(
えん
)
を
開
(
ひら
)
く。
是主人
(
このあるじ
)
俗中
(
ぞくちゆう
)
に
雅
(
が
)
を
挾
(
さしはさん
)
で
恒
(
つね
)
に
文人
(
ぶんじん
)
を
推慕
(
したふ
)
ゆゑに、
是
(
この
)
日もこゝに
来
(
きた
)
りて
余
(
よ
)
に
面識
(
めんしき
)
するを
岩居
(
がんきよ
)
に
約
(
やく
)
せしとぞ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“面識”の意味
《名詞》
面識(めんしき)
互いに顔を見知ってること。顔見知り。
(出典:Wiktionary)
“面識”の解説
面識(めんしき、en: acquaintance)とは、互いに相手の顔を見知っている事。顔見知りのこと。一般的には、有る無しで表現される。例文:「あの人とは面識がある。」、「一面識も無い。」など。
(出典:Wikipedia)
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
識
常用漢字
小5
部首:⾔
19画
“面”で始まる語句
面
面白
面影
面目
面持
面喰
面倒
面色
面長
面当