トップ
>
説
>
とき
ふりがな文庫
“
説
(
とき
)” の例文
ゆえに「グロチュス」判然
説
(
とき
)
て
曰
(
いわく
)
、宗教の益は
原来
(
げんらい
)
上帝の恩徳を講解するにもっぱらなりといえども、人間の交際においてもまたその功力
甚
(
はなは
)
だ大なりと。
「ヒリモア」万国公法の内宗教を論ずる章(撮要)
(新字新仮名)
/
ロバート・フィリモア
(著)
長いあいだ家へ寄つきもしない壮太郎の代りに、家に居坐らせるため、植源を出て来て、父の手助に働かせられていたお島は、兄に
説
(
とき
)
つけられて、その時ふいと旅に出る気になったのであった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
歸
(
かへ
)
し
其後
(
そのご
)
平右衞門
(
へいゑもん
)
の
口入
(
くちいれ
)
にて
相方
(
さうはう
)
相談
(
さうだん
)
調
(
とゝの
)
ひ
吉日
(
きちにち
)
を
撰
(
えら
)
みて五百
兩
(
りやう
)
持參金
(
ぢさんきん
)
をなし又七を彼の
白子屋
(
しろこや
)
の
聟養子
(
むこやうし
)
とぞなしたりけり此事は
素
(
もと
)
よりお熊の
不承知
(
ふしようち
)
なるを
種々
(
いろ/\
)
説
(
とき
)
勸
(
すゝ
)
め
跡
(
あと
)
は
右
(
と
)
も
左
(
かく
)
も
先
(
まづ
)
當分
(
たうぶん
)
其
(
その
)
五百兩を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
髭先
(
ひげさき
)
のはねあがりたる当世才子、高慢の鼻をつまみ
眼鏡
(
めがね
)
ゆゝしく、父母干渉の弊害を
説
(
とき
)
まくりて御異見の口に
封蝋
(
ふうろう
)
付玉
(
つけたま
)
いしを一日粗造のブランディに腸
加答児
(
カタル
)
起して閉口
頓首
(
とんしゅ
)
の折柄、昔風の思い付
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
失
(
うしな
)
ふ
基
(
もとゐ
)
成
(
なる
)
べきにより
内濟
(
ないさい
)
にし給へと
種々
(
さま/″\
)
に
説
(
とき
)
勸
(
すゝ
)
めると雖もお常は一
向
(
かう
)
承知せず
却
(
かへ
)
つて長兵衞迄も
散々
(
さん/″\
)
に
罵
(
のゝし
)
りける故長兵衞も今は
是非
(
ぜひ
)
なく
打捨
(
うちすて
)
ければ
終
(
つひ
)
に彌太郎の方より訴訟にこそ及びけれ
然
(
され
)
ば大岡殿是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“説”の意味
《名詞》
(セツ)ある主題、特に学術理論に対する確証を経ていない見解。
(セツ)(俗語。時に諧謔的)見解。憶測。うわさ。
(出典:Wiktionary)
説
常用漢字
小4
部首:⾔
14画
“説”を含む語句
口説
説明
伝説
小説
却説
妄説
聞説
説教
説法
説服
風説
説破
逆説
説伏
探偵小説
話説
俗説弁惑
解説
所説
卓上演説
...