“説伏”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ときふ50.0%
せっぷく37.5%
ときふせ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何よりも先に対岸の福岡県に馳け付けて旧友の佐々木知事を説伏ときふせて、出来たばっかりの警備船、袖港丸しゅうこうまるを試運転の名目で借り出した。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
二日もかかって兄さんを説伏せっぷくし、昨日きのうの朝早く二人で須磨を立って、昨夜一時頃帰宅されたのだそうです。
髭の謎 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
十三外道げどう(仏教外の哲学、真理外の邪法)とか三十種外道とかいう中に入れて、その説伏ときふせに釈尊は非常に骨を折られました。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)