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説伏
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ときふ
ふりがな文庫
“
説伏
(
ときふ
)” の例文
何よりも先に対岸の福岡県に馳け付けて旧友の佐々木知事を
説伏
(
ときふ
)
せて、出来たばっかりの警備船、
袖港丸
(
しゅうこうまる
)
を試運転の名目で借り出した。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
内心では勿論弟子の僧が、自分を
説伏
(
ときふ
)
せて、この法を試みさせるのを待っていたのである。弟子の僧にも、内供のこの策略がわからない筈はない。
鼻
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
僕が継母に
説伏
(
ときふ
)
せられて三度の御飯よりも好きな音楽をやめて、軍隊に入る約束をさせられたのもドウヤラその弁護士の
策謀
(
さしがね
)
らしいのです。
戦場
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
父は十六の年に、お祖父様を
説伏
(
ときふ
)
せて家督を相続した。その時は父は次のような事をお祖父様に説いたという。
父杉山茂丸を語る
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
そのうちに先生を
説伏
(
ときふ
)
せて組合の巡邏船、鶏林丸に食糧と油を積んで、その
夜
(
よ
)
の
中
(
うち
)
にズラカッてしまう。
真直
(
まっすぐ
)
に露領沿海州へ抜けて俺の知っている海岸で冬籠りの準備をする。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
“説伏”の意味
《名詞》
説 伏(せっぷく)
相手を説き伏せ自分の意見に従わせること。
(出典:Wiktionary)
説
常用漢字
小4
部首:⾔
14画
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
“説”で始まる語句
説
説明
説諭
説教
説法
説文
説破
説話
説服
説勧