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おやたち
ふりがな文庫
“
親達
(
おやたち
)” の例文
同臭のものを尋ねて
欧洲
(
おうしゅう
)
大陸を半分位は歩いていましょう。何でも
親達
(
おやたち
)
は軍人にする
積
(
つもり
)
で、十ばかりの
奴
(
やつ
)
を
掴
(
つか
)
まえてウィインの幼年学校に入れたのだそうです。
家常茶飯 附・現代思想
(新字新仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
興
(
おこ
)
し
亡
(
なき
)
親達
(
おやたち
)
へ
聊
(
いさゝ
)
か
孝養
(
かうやう
)
に
備
(
そな
)
へんと出立なす
折柄
(
をりから
)
輕井澤
(
かるゐざは
)
の
邊
(
へん
)
より彼の
曲者
(
くせもの
)
と連れに成り
道中
(
みちすが
)
ら彼の
振舞
(
ふるまひ
)
に心をつけるに
唯者
(
たゞもの
)
ならず江戸より付き來りし樣子なり今日も彼者
度々
(
たび/\
)
手を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
これは
界隈
(
かいわい
)
の
貧民
(
ひんみん
)
の
兒
(
こ
)
で、つい
此
(
こ
)
の
茗荷谷
(
みやうがだに
)
の
上
(
うへ
)
に
在
(
あ
)
る、
補育院
(
ほいくゐん
)
と
稱
(
とな
)
へて
月謝
(
げつしや
)
を
取
(
と
)
らず、
時
(
とき
)
とすると、
讀本
(
とくほん
)
、
墨
(
すみ
)
の
類
(
るゐ
)
が
施
(
ほどこし
)
に
出
(
で
)
て、
其上
(
そのうへ
)
、
通學
(
つうがく
)
する
兒
(
こ
)
の、
其
(
そ
)
の
日
(
ひ
)
暮
(
ぐら
)
しの
親達
(
おやたち
)
、
父親
(
ちゝおや
)
なり、
母親
(
はゝおや
)
なり
山の手小景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
官の手を待たずして此の文治郎が
立所
(
たちどころ
)
に
打殺
(
うちころ
)
すが、
汝
(
われ
)
は親兄弟もあるだろうが、これ
手前
(
てまえ
)
の
親達
(
おやたち
)
は左様な悪人に産み付けはせまい、どうか良い心掛けにしたい、善人にしたいと
丹誠
(
たんせい
)
して育てたろうが
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
夫婦仲
(
ふうふなか
)
は
至
(
いた
)
って
円満
(
えんまん
)
で、
双方
(
そうほう
)
の
親達
(
おやたち
)
も
大
(
たい
)
そう
悦
(
よろ
)
こびました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
親
常用漢字
小2
部首:⾒
16画
達
常用漢字
小4
部首:⾡
12画
“親”で始まる語句
親
親戚
親父
親爺
親仁
親子
親切
親方
親類
親身