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衣食
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いしよく
ふりがな文庫
“
衣食
(
いしよく
)” の例文
壓制
(
あつせい
)
、
僞善
(
ぎぜん
)
、
醜行
(
しうかう
)
を
逞
(
たくまし
)
うして、
以
(
も
)
つて
是
(
これ
)
を
紛
(
まぎ
)
らしてゐる。
是
(
こゝ
)
に
於
(
おい
)
てか
奸物共
(
かんぶつども
)
は
衣食
(
いしよく
)
に
飽
(
あ
)
き、
正義
(
せいぎ
)
の
人
(
ひと
)
は
衣食
(
いしよく
)
に
窮
(
きう
)
する。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
だから
私
(
わたし
)
が
其時
(
そのとき
)
、
日本國民
(
にほんこくみん
)
として
所有
(
しよいう
)
する
物
(
もの
)
は、
只
(
た
)
だ
僅
(
わづ
)
かの
家具
(
かぐ
)
と、
僅
(
わづ
)
かの
本
(
ほん
)
と、
僅
(
わづ
)
かの
衣服類
(
いふくるゐ
)
とに
過
(
す
)
ぎなかつた。そして
僅
(
わづ
)
かに
文筆勞働
(
ぶんぴつらうどう
)
に
依
(
よ
)
つて
衣食
(
いしよく
)
するのであつた。
桜と狆と愛国心:コスモポリタンの心理
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
生れて
人間
(
にんげん
)
の價値をも知らず、宇宙の意味をも考へないで、一生を
衣食
(
いしよく
)
の
爲
(
ため
)
に
營々
(
えい/\
)
として
浪費
(
らうひ
)
して了ツたら、其は随分
辛
(
つら
)
いだらうが、
高
(
たか
)
が
些々
(
さゝ
)
たる
肉躰上
(
にくたいじよう
)
の
苦痛
(
くつう
)
のみなのだから
虚弱
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
秦
(
しん
)
を
撃
(
う
)
ち五
城
(
じやう
)
を
拔
(
ぬ
)
けり、
起
(
き
)
の・
將
(
しやう
)
たる、
士卒
(
しそつ
)
の
最下
(
さいか
)
なる
者
(
もの
)
と
衣食
(
いしよく
)
を
同
(
おな
)
じうし、
臥
(
ぐわ
)
するに
席
(
せき
)
を
設
(
まう
)
けず、
行
(
ゆ
)
くに
(七〇)
騎乘
(
きじよう
)
せず、
親
(
みづか
)
ら
糧
(
かて
)
を
裹
(
つつ
)
み
贏
(
にな
)
ひ、
士卒
(
しそつ
)
と
勞苦
(
らうく
)
を
分
(
わか
)
つ。
卒
(
そつ
)
に
(七一)
疽
(
しよ
)
を
病
(
や
)
む
者
(
もの
)
有
(
あ
)
り。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
倉廩
(
さうりん
)
實
(
み
)
ちて
禮節
(
れいせつ
)
を
知
(
し
)
り、
(一九)
衣食
(
いしよく
)
足
(
た
)
りて
榮辱
(
えいじよく
)
を
知
(
し
)
る。
国訳史記列伝:02 管晏列伝第二
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
“衣食”の意味
《名詞》
衣食(いしょく、えじき)
衣類と食物。
食べることと着ること。生活。
(出典:Wiktionary)
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
“衣食”で始まる語句
衣食住
衣食御書