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色々
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いろいろ
ふりがな文庫
“
色々
(
いろいろ
)” の例文
茴香
(
うゐきやう
)
、
野罌粟
(
のげし
)
、
黄蜀葵
(
とろろあふひ
)
、
色々
(
いろいろ
)
と物言ひかけるよその
小花
(
こばな
)
よりも、おまへたちの
方
(
はう
)
がわたしは
好
(
すき
)
だ。
滅
(
ほろ
)
んだ花よ、むかしの花よ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
当時
(
とうじ
)
夏目先生
(
なつめせんせい
)
の
面会日
(
めんかいび
)
は
木曜
(
もくよう
)
だったので、
私達
(
わたしたち
)
は
昼
(
ひる
)
遊
(
あそ
)
びに
行
(
ゆ
)
きましたが、
滝田
(
たきた
)
さんは
夜
(
よる
)
行
(
い
)
って
玉版箋
(
ぎょくばんせん
)
などに
色々
(
いろいろ
)
のものを
書
(
か
)
いて
貰
(
もら
)
われたらしいんです。
夏目先生と滝田さん
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
幾面も
取
(
とり
)
よせて
色々
(
いろいろ
)
のと検定して中から一番気に入った品を
周旋
(
しゅうせん
)
してやった、ところが不思議にもその品は
曾
(
かつ
)
て見た事がある様な気がする、もしやと、
箏樋
(
ことひ
)
の裏を見ると
吃驚
(
びっくり
)
した
二面の箏
(新字新仮名)
/
鈴木鼓村
(著)
二
月
(
つき
)
すると、
色々
(
いろいろ
)
な
物
(
もの
)
が
青
(
あお
)
くなりました。三
月
(
つき
)
すると、
地
(
じ
)
の
中
(
なか
)
から
花
(
はな
)
が
咲
(
さ
)
きました。
杜松の樹
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
色々
(
いろいろ
)
聞いたり答へたりして
居
(
ゐ
)
るうちに、一つ新しい事実を発見した。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
また今見た姿を
隣人
(
となりのひと
)
とは思ったが寝ぼけ眼の事だから、もしや
盗賊
(
どろぼう
)
ではないかと私は
直
(
すぐ
)
に
寝台
(
ねだい
)
から
飛下
(
とびお
)
りて行って
闥
(
ドア
)
の
錠
(
じょう
)
を
検
(
しら
)
べると、ちゃんとかかっている、窓の方や
色々
(
いろいろ
)
と人の入った形跡を見たが
闥の響
(新字新仮名)
/
北村四海
(著)
即
(
すなわ
)
ちその貼紙を発見したのだ、買った娘は、
恰
(
あだか
)
も何か白羽の矢が自分にでも当ったかの如く思って、ワッとばかり自分の前に泣き伏した、自分は
色々
(
いろいろ
)
と
慰
(
なぐさ
)
めて、
漸
(
ようや
)
く安心させたが
二面の箏
(新字新仮名)
/
鈴木鼓村
(著)
私
(
わたし
)
はいつも
云
(
い
)
っていたことですが、
滝田
(
たきた
)
さんは、
徳富蘇峰
(
とくとみそほう
)
、
三宅雄二郎
(
みやけゆうじろう
)
の
諸氏
(
しょし
)
からずっと
下
(
くだ
)
って
僕等
(
ぼくら
)
よりもっと
年
(
とし
)
の
若
(
わか
)
い
人
(
ひと
)
にまで
原稿
(
げんこう
)
を
通
(
つう
)
じて
交渉
(
こうしょう
)
があって、
色々
(
いろいろ
)
の
作家
(
さっか
)
の
逸話
(
いつわ
)
を
知
(
し
)
っていられるので
夏目先生と滝田さん
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
々
3画
“色々”で始まる語句
色々糸縅
色々詫言